首都圏模試センターが公表している
予想偏差値と結果偏差値。それぞれの異なる視点を通じて、
偏差値というものの本質的な性格、役割が
少しでも伝われば幸いです。
この「偏差値はあくまで目安」というフレーズを
しっかり理解するまでには時間がかかりますが、
つかんでしまえば、会場テストごとの上下動に
過度に一喜一憂することもなくなるような気がします。
そもそも今回サイトに公表されている結果偏差値の
前年比較データから「推移」も読み取れるはず、
というのがきっかけでした。
ベースには人気校は80%偏差値が上昇一途という
気がかりな事情がありました。上昇するばかりで
下降する学校があまりに少ないのは、
何らかの意図が働いてやしないか、とも思いました。
そして偏差値の上下動と進路実績の関連も
掘り下げてみようと考えました。
まずは、5年前の2012年の結果偏差値と
その変動を比較します。
最初にきょうは男子編。
男子校と共学校の男子、です。
最初に上昇傾向の学校。
次に横ばい、もしくは下降傾向の学校。
80%偏差値が5年前と比較して4以上上昇した学校だけでも
これだけを数えます。
簡単な解説はまた次回。
※偏差値の比較は各校の初回(一般)入試のみで行っています。
※校名赤字は大学付属校です。
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