当面の間、都立中高一貫校の進路実績を中心に
考察を加えていきたいと思います。
前回までは併設型中高一貫校の高校募集人気が
やや低調なのではないかという推察を加えました。
都立中高一貫校の現況をどの側面で切り取るか
なかなか簡単ではないのですが、きょうは
ここから入ってみようかと思います。
まず都立一貫、九段を含んだ11校の
2017年春・早慶上智合格者数です。
実はこの数字だけではほんとうの「合格力」はわかりません。
中等教育学校と併設型では学年規模が違うからです。
ただ印象としては
大きな差はない、気もしてきます。
この数字だけで小石川が断然トップとは
判断できないでしょう。
卒業生数、つまり学年規模を分母として比率%で
並べ直すとこうなります。
単年の実績ですから、年度ごとの2~3割の上下動は
珍しくありませんが、実人数で比較するよりも
それなりの学校差があることがわかると思います。
さて、高校募集のない都立トップ校、
進学指導重点校の7校の早慶上智合格の実数を
参考までに示します。
学校規模を加味した比率%については次回紹介します。
※八王子東、立川は速報値で、最終合格者数は
ここから2割程度増える見込み(17/5/1時点で学校サイト未公表)
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