中学受験の学校情報をネットで検索したり、
保護者ブログその他を閲覧したりだけでなく、
最近は多くの学校で出願まで
インターネット経由になりました。
それだけネットが社会生活に深く浸透している
ということでしょう。
編集部時代はよく入試風景の撮影取材をしたものですが、
入試当日の風景はその緊張感こそ変わりませんが、
合格発表の風景はネットの普及で大きく変わりました。
いまでも合格発表は学校で掲示というケースも
あるのですが、合格者の受験番号が書かれた
白い紙にかけられてた覆いが取り去られた瞬間の
会場のどよめきと悲喜こもごもは
もはやすっかり「昔の風景」になってしまったようです。
ですから「合格した感激」を撮影しようとすれば、
インターネット発表のないごく限られた学校に
メディアの取材は集中することになります。
そういった学校がネット発表を導入しないのも、
そういう面での意図があるのかもしれません。
入試当日の夜10時、PCの前に座って、学校のサイトに
ログインして番号があった、なかったが
現在の合格発表だとすると、昔の受験を知る者に
とってはとても味気ない気もするのですが、
まあそこは慣れ、なのでしょうか。
中学受験はゴールではない、もちろん難関大学合格も
人生のゴールでは決してありませんが、
便利なインターネットの存在がいろいろなことを
「軽く」している、そんな気もします。
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