進路実績のベスト更新の回数が多い学校には
自然と注目が行きますが、
問題はその逆の学校です。
高いレベルで安定、と思っていても
意外と急減速というケースを見かけます。
集計期間を7年間と固定して、そのうちの近3年を
判定するわけですが、前回の記事でも紹介したように
集計した全80校を平均すると、5ポイント程度は上昇傾向
にあるといえます。
ただし近3年のなかに7年間の数値順位の1、2位が
一度も含まれないとプラスの★として換算されません。
国公立も早慶上智もMARCHも近3年に1・2位がない学校は
全体の15%しかありませんから、やはりそこは気になる
ところです。
あくまでも2010-2016年実績に対しての2014-2016実績ですから、
2017実績で★の数は変動することが予想されますが、
急変を期待するためには、当該校の現状認識をしっかり
汲み取る必要があるでしょう。
個人的には国立大&医学部を狙う生徒が大多数で、早慶上智は
志望しない、という傾向は極端だと思いますが、もちろん
そういう進学傾向の学校ばかりではありません。
「高いレベルで安定」と「急減速」の差を見極めることが
できたら幸いです。
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