学校の進路実績の「読み方」をかなり長期にわたって
解説してみました。
たぶん感想は「難解だな」かもしれません。
数字の羅列でもわかるものはわかります。
平均値、最大値、最小値、その順位。
だけで、その学校単体としての傾向も
他校との比較もできます。
ただグラフにしたほうがわかりやすい。
しかしながらグラフが並べば並んだで、
どれぐらい差があるかがいまひとつピンとこない。
ここからはイラストクイズの間違い探しの
ようなものでしょうか。
認知力にも個人差があります。
こちらが伝えたい内容がうまく発信できているかどうか、
毎日気にして書いていますが、
「難関校」とか「偏差値」とかの単語に
数割増しで反応が強いようです。
でもその割には定義はあいまいです。
以前「やっぱり有名校に入りたい」といったカンジの
タイトルで記事を書きましたが、
けっこうPVは多かった記憶があります。
こういった抽象的な語句に魅力を感じているようでは
まだまだ目標達成への不安はぬぐえません。
保護者ブログのサブタイトルにもよく
「うちの子は201×年、難関校合格を目指します」
とあります。
場合によっては「最難関校」を目指します、とあります。
開成?筑駒?桜蔭?
いや、しっかり目標を立てることはいいことです。
難関校も校名を具体的に書きたくないだけで、特定の学校に
ターゲットを絞っているのならノープロブレムです。
ブログ主の感覚では、
難関校は独自ランクのTOP50ぐらいのイメージですが、
その独自ランクを知らなければ
偏差値表の上のほうの学校といったような
定義になるのでしょうか?
1都3県には300校を超える受験可能校があり、
中堅校といえば本来であれば100位~200位あたりを指すのが
妥当だと思いますが、60位あたりの学校を
「中堅上位」と呼ぶ場合も多いように思います。
もし上位校と難関校はどっちが上と聞かれたら、
後者です!と言うのでしょうか。
上位、中堅、下位という区分は可能ですが、
難関校も有名校も主観に満ち満ちていると思います。
実は…
ここまで中学受験を見てきてこの「主観」こそが
特質だと思っています。
何の疑問も持たず、躊躇もせずに、
中学受験に踏み出す、背景についても
ブログを通じて少し書きたいところです。
敵を知り、己を知れば、百戦危うからず、
と孫子も言っていますからね。
それとしばらく更新のペースを落として
じっくり書き進めようと思います。
いずれにせよこちらのブログは小5以下の保護者を
意識して続けます。
入試目前の小6受験生は、これまで進んできた
道を信じて、しっかり前を見据えて
あと40日余りを乗り切ってください。
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