第1弾から第8弾まで
さまざまなタイプの進路実績をグラフ化して
比較してきました。
全体の何%がどのレベルの難関大に合格しているかという
比率の部分はもちろんですが、
国公立大、早慶上智、MARCHのそれぞれのバランス
を見ていくとその進学校がどのステージで頑張っているかが
わかります。
あらためてまとめてみますが、
わかりやすいのが
早慶上智>MARCHなのか、早慶上智<MARCHなのかです。
早慶上智>MARCHであることは国公立の高率に連動し、
早慶上智<MARCHが明確であればあるほど、
国公立志望者が少ないという結果になります。
また国公立志望者が一定の比率でも、
MARCH実績が高いということは現役進学率に連動します。
男子校なら60%、共学校なら75%、女子校なら85%あれば
高いほうです。
これらを組み合わせて進路実績にアプローチすれば
読み解けるというわけです。
何年にもわたって推移を観察するのは難しいかもしれませんが
前年実績とそれらを比較するだけでも
見えてくるものがあります。
進路実績には常に山と谷があります。
学校によっては長期間の不調には触れず、
前年との比較だけで「伸びている」と
主張しているケースもあります。
また、大きくブレイクしたように見えても、
たまたまその学年が突出していただけで、
翌年はガクッと下がることも多々あります。
不調の翌年は過年度生の奮起もあって、急伸することも
あったりします。
いずれにせよ、数値は平均値で見るほうが
正確性が高いということです。
偏差値と進路実績はかなり連動していますが、
偏差値の割に進路実績が優れている学校よりも
その逆の傾向が出ている学校のほうが気になる
キタシロです。
※中学受験に関連して、とりあげてほしいテーマを大募集
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