さてさて10月時点の併願傾向、動向をいくら分析しても
さほどメリットはないと思うのです。
それは厳密な実際の受験校と異なるわけですから。
最終的に紆余曲折を経て、どんな併願パターンになったかは
いままでの保護者アンケートの結果からも
あっと驚く組み合わせになっているものと思います。
ただそれは藪の中。表面化しません。
とにかく理由をあげておきますと、
●あくまで理想の第一志望を貫こうとするあまり、第二志望以下も
理想のラインナップになってしまっていることに気がつかない
●志望校の順位と志望校の受験日程のすり合わせができていない
この2点が大きいと思います。
ふだんから受けるか受けないか、合格したら入学するかしないかを
別にして多くの学校を視野に入れていない結果、
あまりに理想のラインナップであることを自覚した時点で
単に偏差値表の上から、よく知らない学校を選んで受験校と
してしまうわけです。
いわゆる「準備不足」ですね。
中学受験の失敗は保護者の準備不足によるところが大きいのです。
受験生の力不足を補う周到な準備といきたいところですが、
失敗を本人のせいにする保護者までいるようです。
これが表面化してしまうとすれば、
やはり中学受験は残酷です。
受験生の8割はそんなことがなくても、
2割は該当するのです。
中学受験…過去の受験生と保護者の失敗が活かされない
そういうシステムになっています。
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