ある学校で3回入試があるとします。
いちばんハードルが低いのはどの入試でしょうか。
ほとんどの場合、初回の入試です。
最終回の入試はそれまでに行われた各回の入試の
入学手続き数をにらみながら合格者が発表されますから、
思いのほか手続き者が多かったりすると
ぐっと間口が狭くなります。
実質倍率を見てもそれは一目瞭然です。
ところが併願作戦の基本はこういう概念で説明されます。
パターンAが理想形。
パターンBが危険な形。
まず最初にひとつ合格を確保しなさい。
受験生の持ち偏差値より低い学校でまずは合格しなさい。
と言います。
次はパターンCとDを見てください。
パターンCは最初の適正校で合格したらあり。
パターンDは最初の適正校でうまく行かなくても
こう構えましょう、ということになります。
ところが実際は
パターンEのようなことは往々にして起こります。
同じ学校でも入試日程が先に進むほど
合格が難しくなるのにチャレンジは前半でしてはダメ。
矛盾しているというわけです。
この矛盾をいかにして乗り越えるか。
12月の時点で「あ、そうなんだ」と気づいているようでは
手遅れと言われてもしかたない。
受験校決定と志望校対策は連動しています。
併願作戦は意外と簡単には組み直せない、のです。
続きはまた週明けからじっくり。
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