制服に関するエピソードをいろいろ思い返しています。
ネタとして面白いのは一昨日に紹介した、
警察とブルセラショップのエピソードですが、それ以外で印象的なものはというと、
制服のデザインを一新した学校の動きです。
まあ、これは相手のことを考えず、展開の見えていない広報活動の一環というだけですが、
制服の新デザインが確定した時点で連絡してくる学校。
4月発行の受験案内本、例年10月あたりから制服情報の収集がスタートするのですが、
4月に受験案内本を発行してひと息ついているところへ
「来年から制服が新しくなりますのでぜひ載せてください」と連絡してくるわけです。
冷たく突き放すわけではないのですが、
時期が来たらこちらから打診しますよ、という話なのですが、
気持ちがはやっているのか、いま載せてください、みたいな勢いです。
何校かありましたね。
おたくの学校だけ何らかの理由で強調することを希望されるのですか?
どうもそうではないようです。
例の仕事してますモードなのか、考えうる全出版社に電話してしまう…。
「○○ちゃん、ウチの新しい制服、今度表紙に使ってくんない?」
なんて芸能界にありがちな見透かしたプロモーションでは決してないんですね。
なのでこちらも答えます。
掲載しますよ。当然。
可能な限り全校掲載ですから。
だいたい毎年、300校超の掲載校のうち、3~4校は制服を一新しています。
十年以上前はそこから1、2校選んで表紙に掲載していましたが、
その後、制服特集ページのトップに並べるスタイルになりました。
でも制服を変えたことで人気が盛り返したという学校の話は
あまり聞きません。
視点を変えるならば、盛り返せなくなってから制服を一新しても
うまく行かない、ということがあるでしょう。
実際は男子校、女子校が共学化する際に、制服一新というケースが多く
定員割れが続いている学校が男子校・女子校のまま新しい制服で
リスタートという話はまず聞きません。
募集広報の中で「制服」の占める位置がよくわかるような気がしています。
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