中高一貫の深層になりすぎて、ちょっと胃もたれしちゃってますか。
なんだか消化不良が心配です。
データ面からのアプローチ、side-Aで学校規模&男女比、side-Bで
系列小、高入生、系列大を含めた生徒合流の構造、そして昨日は
中高一貫生と高入生のクラス編成について基本的なことを話しました。
公立中の現状から見て、先取り学習をしている一貫生と高1で
ガチで合流させてしまうと逆に高入生のほうに負荷がかかるのは事実です。
いっぽうで学力優位の一貫生は安心しての中だるみが発生しがちです。
こうならないように進行するのは、必ずしもクラス編成というシステム上
の工夫だけではないような気がしますがどうでしょうか。
完全中高一貫の学校は、当たり前のことを当たり前にやっていて、
高校募集をしている学校の苦労にはまったく関心がないでしょう。
もちろん一部のここ数年で「高校募集停止→完全中高一貫化」した学校は
理由があってそうしたわけですから、完全中高一貫化はデメリットより
メリットが大きいと判断したものと思われます。
公立にはない私立としての「まとまり」を考えるうえで、意外にこの問題は
大きく影を落とします。
ある完全中高一貫だった学校は、高校募集を再開しました。
もちろん、受験者数減を危惧したからです。
このうちの1校は高入生が募集再開初年度0名。
もう1校は高校受験生がさっぱり集まりませんでしたが、
中学受験が少しですが窮地を逃れたようです。
先々を考えて計画的な学校経営をしないと、どんなにつらくても、
伝統ある本校が生徒募集を停止するなんて事態は考えていない、
という空意地モードになるばかりだと思います。
明日は
せっかく高校募集校vs完全中高一貫校の話になりかかっているので、
その部分を学費の要素からちょっかいを出したいと思います。
おっと完全中高一貫の学校リストを掲載しようと思っていたのでした。
こんなラインナップです。校名の黄色の網はTOP100ランクイン校です。
わかりやすい。
※開智一貫部は高校部とは合流しませんが系列小からの生徒と中三で合流します
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