せっぱつまった12月にはこんな記事に注目が集まっていたんですね。
でも、その時点でこれを読んで納得しているようでは遅い、と思うのです。
「志望校決定、受験校決定の段取り」の第一弾を
書いてみたいと思います。
(小6も含めた全学年を対象に書くのはなかなかむずかしい…)
この部分は「なぜ中学受験をするのか」と密接に関連しています。
片方が答えられれば、もういっぽうの答えも出る。
「中学受験失敗への道」じゃないけど、
どっちにも答えが出せない受験生の比率はものすごく多い。
きっと想像できないほど多い。
答えが出せなくても、入学後に答えが出る可能性も残されている。
ただし、入学前に答えが出ているご家庭は、高校卒業まで迷い続けることはありえません。
ひたすら勉強して、入試で問題が解けて、無事合格して先へ進むことの
幸不幸は問わないけど、あんなに大変な思いをして勉強するモチベーションは
入試後にどこに行ってしまうのだろうか、と不思議に思います。そういうケースもまた多いのです。
さて、それでは第一志望校はいつ決めましたか?
すべての中学受験生の皆さんに問いたい。
答えを言っちゃうと、志望校と受験校は厳密には違うのです。
驚くことに「偏差値が伸びなかった」と言って、第一志望校を直前で受験校群から
はずす人さえいます。信じがたいけど。
何かここまでの受験生活失敗だったね、って試験前に負けを認めている感じがしますよ。
合格可能性は低いけど意地を張って受験しきる人もいる。
でもそのせいで、次善の学校の受験チャンスを逃す、作戦ベタもいるのです。
なぜ中学受験をするかの答えをちゃんと見つけられずに、
A校に受からなかったら中学受験失敗だ、でも偏差値伸びないや、どうしよう…。
そこまで努力なんてしていないのならあきらめもつく。
でもって、それなりに努力をしていて、その努力の受け皿を
どこにも作らない精神に呆然としますが、そこに気づこうとしない人はいます。
もちろん受験生本人にそこんとこの戦略は立てられない。
保護者がやらないと誰がそれをやるのか。
塾の講師がわが子の幸せを真剣にそこまで考えてくれるのか。
うーん、「志望校決定、受験校決定の段取り」第一回はこのぐらいにしておきます。
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