きょうは4年区切りで、それぞれ10%以上上乗せしてきた16校について
ツッコミを入れたいと思います。
受験者増加の学校を後で紹介する理由は、
残念ながら手放しで喜べない、からです。
淑徳与野を除き、
午後入試に力を入れてきた学校、公立中高一貫受検生をターゲットにした
適性検査型入試を導入してきた学校、そして大学の系属化&共学化した(する)
学校が、この表のラインナップのほぼすべてです。
ここまでの記事の流れで
一時的な受験者の増(ほんとうに一時的かどうかは現時点では不明ですが)が
いかにリスクをはらんでいるかどうかは
繰り返し述べてきました。
これ以上は、学校に実際に足を運び、実際の責任者の言を踏まえて、
確信を持たずに志望校に組み入れるのは無謀であると思うのです。
この記事での結論は
「全体の流れとしては受験者数が伸びるはずがない」
→「伸びるはずがないのならば、いかに質的向上を実現しているかで差がつく」
つまり「入試改革」で、「多くの受験生が受けやすい入試」の実態の多くが
このタイプだった、という振り返りができるわけです。
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