昨日までの、東京に引き続き、

きょうは神奈川の集計です。

少し事前に想定していたのとは違う状況が起こっているようですね。

入試状況も受験生の志向も、単に二極化じゃなく、多極化と書いた

ことがあると思いますが、この神奈川の受験者数の推移を見ていくと、

疑似的に上昇している学校があるように思います。

やはり継続して経過を観察しないと見えてこないことがあるのだと

思います。もちろんそうした「人気」は進路実績とも連動しているのは

間違いがありません。

そういう意味ではことしの神奈川の年入試は、1都3県の中で、

<strong>「微減」からいちばん距離がある「横ばい」→「微増」の匂いがしています。</strong>

ただし。

ただし、どんな学校が伸ばしているかを考えたときに

神奈川の中学受験人気>東京、千葉、埼玉の中学受験人気と

判断するのは早計だと感じています。

<u>とはいえ、ある面では新規の顧客層を開拓した感のある結果でした。</u>

やはりそのひとつは公立中高一貫をにらんだ適性検査型の入試の登場です。

神奈川での採用はまだ少数ですが、これは千葉、埼玉にも波及を始めています。

たとえ数百人とはいえ、底上げにつながってきているのでしょう。

今後の横浜市立サイエンスフロンティアの中学開設も視野に入れると、

上位の学校にとっては「追い風」が吹いているのが神奈川でしょうか。

では数字を見ていくことにします。

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受験者数が増えることは、業界的には好ましいとは思いますが、

「なぜ中学受験なのか」がそのせいで理解が深まらなければ、

受験生の質、教育の質は追いついてこないのでは?

とちょっと心配はします。

おっと、少しだけ表の数字のピックアップ。

日本大学中高が午後入試を1回から2回へ増

法政第二が共学化

この2校は増えて当然でしょう。

その代わり中央大学附属横浜は伸び止まり。

青山学院の系属校となり、昨年飛躍的に伸ばした

入試が2回ですから、ここまででしょう。

横浜英和女学院もことしは横ばいでした。

いっぽうで入試回数をここ数年で増やして、受験者数が減っている

桐蔭学園の凋落。

特に気になったそんなところでしょうか。

何か第一志望度が高い学校と、そこを捨てた学校、という構図のように

見えなくもないのですけれど…

<掲載リスト>=日本大学,洗足学園,浅野,法政第二,神奈川大学附属,鎌倉学園,聖光学院,山手学院,逗子開成,中央大附属横浜,横浜英和女学院,桐蔭学園,湘南学園,桐光学園,神奈川学園,サレジオ学院,鎌倉女学院,栄光学園,日本大学藤沢,慶應普通部,自修館,関東学院,横浜女学院,横浜共立学園,カリタス女子

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