前回の記事では現実的かどうかは別として
塾選びよりも学校選びが先、と書きました。
たとえば現小6受験生で、
「塾選び失敗したあ」と感じているご家庭は何割ぐらい
いるでしょうか。
併願データの偏りを分析する過程で、
高い確率で塾選びは失敗するもんだよなあ、
というのが率直な感想でしたが、
まあ入試本番まであと〇日、という時点で
そんなことを考えてもしかたありませんよね。
そういった意味でも小6の10月から入試本番までの時期は
急激に覚悟が決まる季節なのではないかと思います。
塾の成績が上がらない原因は???
1.塾のせい
2.本人のせい
3.保護者のせい
4.1~3の総合
これも、
まあ入試本番まであと〇日、という時点で
分析してもしかたありませんが、
原因がひとつでないとするなら、
保護者にもある程度の責任があるわけです。
ことしここまで気にかかったのは
塾の成績と合格可能性の相関について。
基礎が固まらない=合格力がつかない
という解釈は確かにその通りですが、
テストができない=志望校に合格できない
が中学受験の悩みや不安だとするなら、
そのこと自体、まだまだかなり到達点から遠いという
証拠ではないかと思っています。
当ブログ的には特に偏差値がらみの話題に対しては
いつもアクセス的な食いつきがよく、イコール
偏差値が足りない=志望校に合格できない
という意識が強いことが読み取れます。
その意識からいち早く脱することこそが
第一志望校合格への近道だと思うんですけどね。
いずれにせよ、
最終的に試験の答案を埋めるのが受験生本人なら、
保護者が関われる範囲は限られています。
実際の併願作戦決定を含め、
想定力が問われる局面だと思います。
まあ、中学受験は最後の会場テストの結果のあとに
しばしば大逆転が起こり得る、ということだけ
強調しておこうかなと思います。
合否の明暗って、実に微妙なもののような気がしますよ…。
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