10月下旬からの一連の流れで、
まず第一に塾選びの重要性がわかったかと思います。
志望校に合格させてくれる塾かどうかで塾選びをする保護者が
多いと思いますが、入塾時点で志望校が固まっていないにもかかわらず、
単に難関校に受からせてくれそう、という安直な選択では
相当高い確率でミスマッチが起こるということです。
裏返せば、その塾が得意な私立中に誘導したほうが、高い実績が
期待できるとともに、会場テストによってもその塾の強みが
はっきり出ていることも具体的に判明したのではないでしょうか。
学校選びも重要だが、それと同等以上に塾選びも大切。
このブログではよく言っていることですが、志望校を固めてから塾選びを始める
ケースはそこまで多くないだけに、中学受験失敗の多くは
スタート時点でつまずいているのだと思います。
塾の合う合わないは塾風とのミスマッチ、講師の技量や相性の問題も
確かにありますが、それ以前の問題も潜んでいるわけです。
それにしても定額制で第一志望校合格保証、なんて塾があったら
人気沸騰は間違いないでしょうが、そんなことはありえないのが
中学受験です。中学受験の先に何を見ているかに
個人差がある以上、塾はコストよりも結果を優先するわけですから、
第一志望不合格のエクスキューズも蓄積されていることでしょう。
それらすべて込み込みで「保護者の覚悟」ということになります。
このブログもまもなく2周めの終盤に差し掛かっていますが、
初心者=中学受験を考え始めて間もない保護者とは限らない、
という印象が日々強まっています。
保護者の成長が中学受験に占める比重は非常に高いと思います。
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