ここまで来ると勝手に意地になってきましたが(笑)、

早稲田アカデミーと四谷大塚のwin-winの関係、なかなか巧妙です。

ワセアカは内部生以外で実績を伸ばし、そのワセアカに集まる

上位生をくまなく実績に取り込む四谷大塚。

編集部時代の話ですが四谷大塚に合格実績アンケートを送付すると、

「ウェブで公表しているのが公式の数字です」というわけですよね。

NNの威力を分析すると、開講13校では

早稲田アカデミー合格者1023名、四谷大塚合格者1038名。

その比率は98:100…

ということで、NN非開講で16年10月合不合で志望者150名超の

男子校・女子校、志望者200名超の共学校、31校で

集計すると

早稲田アカデミー合格者3813名、四谷大塚合格者5163名。

比率は74:100…

もちろんこの中にNN受講生の合格数が含まれます。

そのぶんを差し引いても?

前記31校中、四谷大塚合格者における早稲田アカデミー合格者の比率が低いのは

(N)神奈川大学附属35%
(S)浅野53%
(S)立教女学院56%
(N)共立女子54%
(N)(Y)香蘭女学校55%
(S)聖光学院62%
(S)東邦大学付属東邦69%
(S)海城69%

(S)合格者1位=サピックス,(N)同=日能研、(Y)同=四谷大塚

逆に前記31校中、四谷大塚合格者における

早稲田アカデミー合格者の比率が高いのは

(S)慶應湘南藤沢108%
(S)慶應中等部100%
(S)筑波大学駒場93%
(S)浦和明の星女子92%
(N)立教新座91%
(Y)明大明治88%

はい、NN設定ありの慶應普通部、開成、東京女子御三家、早稲田…

の併願校と思われるラインナップが並びます。

つまりワセアカの後押しのない学校は(四谷大塚の)合格者数が伸びない、

というか、大多数の難関校(の合格者数トップ)を

サピックスが押さえているのが現状です。

そしてサピックスは在籍者数を5000名と公表しています。

四谷大塚が例年10月合不合で併願者データを集計する理由も

これで見えてくると思います。

10月合不合に対しての実受験者の比率が高くても、

合格者の占有率はそこまで高くならない件についてのからくりは

また次回、女子校を題材に深めてみます。

大手塾の間でもこれだけ合格力に差があることは

そもそも中学受験にあたっての出発点である塾選びにも影響します。

薄々気づいてはいましたが、ここまでとは思いませんでした。

ほんとうはwin-winの関係じゃないのかもしれません。

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