統計のとりようがないので推測の域を出ませんが、今回ブログで分析している

10月合不合の併願校データ、10月合不合はサピックス生でも参加できる日程だったようです。

11月、12月の合不合はサピックスオープンと同日程のようです。

11月合不合、12月合不合では併願校データが資料となっていません。

興味深いです。

しかしながらこのデータの注目ポイントは第一志望率だけでなく、

第一志望者の絶対数でもあります。

2016年の同資料では第一志望者が多い順に上位80校の併願校を5校ずつ公開。

2017年の同資料では同じく上位50校を8校ずつ公開。

上位80校だと2016年の志望者数最小は男子が日大第三の14名、女子が帝京大学の22名。

当然併願校は分散して傾向が読めません。

同じスペースなら8校ずつ50校のほうが有意性のあるデータになるという考えには

納得します。

ただ気になるのはその学校の並びです。2/1AM入試に限定して見てみると、

男子校の場合、志望者数の順位は

開成、早稲田、麻布、武蔵、慶應普通部、早大学院、海城…

女子校の場合、志望者数の順位は

女子学院、吉祥女子、桜蔭、鴎友学園女子、香蘭女学校、洗足学園…

共学校の場合は

早稲田実業、広尾学園、中央大学附属、渋谷教育学園渋谷、中央大学附属横浜…

これを第一志望者数の順位に置き換えると、

男子校は

早稲田、開成、武蔵、早大学院、慶應普通部、麻布、海城…

女子校は

女子学院、吉祥女子、鴎友学園女子、香蘭女学校、洗足学園、桜蔭…

共学校の場合は

早稲田実業、中央大学附属、広尾学園、渋谷教育学園渋谷、中央大学附属横浜…

ところが17入試の実際の受験者数を確認しておくと、

男子校は

開成1142、麻布947、早稲田692、逗子開成580、武蔵577、芝555、慶應普通部546…

女子校は

女子学院652、桜蔭501、鴎友学園女子453、吉祥女子442、フェリス女学院412、雙葉352…

共学校の場合は

広尾学園561、早稲田実業515、中央大学附属横浜463、渋谷教育学園渋谷441、中央大学附属377…

こうして見ていくと、

男子校は開成、麻布が人気ダウン。早稲田、早大学院が人気上昇…

女子校は桜蔭、フェリス、雙葉が人気ダウン、吉祥女子、香蘭、洗足が人気上昇…

共学校は広尾学園が人気ダウン、早実、中大附属が人気上昇…

のように見えますが、ダウンのように見える開成、麻布、桜蔭、フェリス、雙葉、

広尾学園と塾別で言うと合格者数最多はすべてサピックス。

人気上昇に見える早稲田、早大学院、吉祥女子、香蘭、洗足、早実、中大附属の

塾別合格者数を見ていくと、

首位サピックスが早稲田、早大学院、吉祥女子の3校で、

首位四谷大塚が香蘭、中大附属。

首位日能研が香蘭(同数)、洗足。

首位早稲田アカデミーが早実1校。

つまりサピックスが相対的に合格者を多く送り込んでいない学校が

10月合不合では人気上位になっている。

ところが同じ10月合不合を2016、2017年と比較しても、

その増減は目立ちませんから、これは合不合そのものの偏りであることが

わかります。

特定の学校志望者が多い会場テストである、と認識すると

算出される偏差値も大いに影響を受けることが想定されます。

また首位サピックスの早稲田、早大学院、吉祥女子志望者だけが、

10月合不合にスポット参戦したとは考えにくく、

実際の合格率(もしくは志望校取り下げ率)まで考えると

無視できない偏りが発生しているようにも思うわけです。

偏差値にムラを発生させるほどの大手塾に起因する志望偏重が

存在しているようです。

特定の学校に合格するために起こっている偏重ならば、

問題はないのですが…。

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