この併願データがどこまで志願動向の参考になるか。

ちょっと予想しませんでしたが、志願動向以外の裏の駆け引きが

透けて見えてそっちのほうが単純に面白いですね。

受験生(保護者)がまだ本番を想定できていないから、

紛れている、といった生易しいものではなさそうです。

裏で糸を引いている存在がいますね(笑)。

さて、2/1PM入試のデータを解析しようと思いますが、

その前に単純な学校人気を見てみたいと思っています。

まさか午後入試が第一志望、というケースは考えにくいですが、

それにしてもそんなに午後入試を優先するのか、視野に入るのか、

と思うので調べてみました。

1月入試校で第一志望率は低くても、総志望者が多い学校。

2/2の1回入試で2/1にどこを受けるかが注目される学校。

まずは男子編。

広尾学園PM-93名
国学院久我山-77名
鎌倉学園-68名
都市大付属2-61名
東京農業大第一-56名

続いて女子編。

広尾学園PM-186名
東京農業大第一-75名
あとは分散。

今回の合不合資料には1日程に対して、志望者が多い順に

8パターンの併願校が記載されています。

つまりこの人数は男女それぞれの人気校TOP50のうち、

2/1AM入試以外のすべての入試日程に対しての2/1PM志望者数合計。

男子よりも女子に偏りがあることがわかるでしょう。

特に広尾学園。

なぜここでわざわざそれを取り上げたかと言えば、

1月入試の志望者、2/2以降の入試の志望者は2/1AM入試を選択する

ことができるからです。

しかも広尾学園は2/1AM入試があります。

他校の2/1AM入試と広尾学園自身のAM入試をさておいて、

広尾学園の2/1PM入試を優先する、こんなリアリティのないデータは

ありません。

東京農業大第一は2/1AM入試がありませんから、学校名としてこれを

書きたい気持ちはわからないでもありません。

しかし、2/1AMよりも2/1PM入試を受けたいという裏には

単純な広尾学園の人気と、だからどこかで校名をひとつ書いておきたい、

という心理が透けて見えます。

男子の最多は1/20市川志望者614名のうちの23名。

早稲田、開成、麻布、海城、本郷、芝などを午前に受けて午後に広尾学園…

まあそう多くはないように見えますが。

ちなみにこの6校の男子校の志望者総数は1923名。午後に広尾学園を志望している

人数は73名。どちらも3.7%程度。

女子の最多は2/2豊島岡女子学園志望者453名のうちの29名。

女子学院、桜蔭、吉祥女子などを午前に受けて午後に広尾学園。

この3校の女子校から見ると志望者計787名に対し、広尾学園2/1PM志望者は56名。

比率としてはさほど変わりません。

名だたる難関女子校を午前入試で受けて、午後から広尾学園はかなり

負担が大きい、というのが現実です。

たとえほんの数%でも、こうして集計、データ化すると、

「それもありなのか?」と思えてしまうから困りものです。

特に午後入試に関しては、体力面だけでなく、

午前入試の学校からどう移動するかが

かなりデリケート。現実な組み合わせから、厳しい組み合わせまで

いろいろです。事前にシミュレーションが必要ですが、10月時点では

そこがほとんど考慮されていない印象ですね。

あたかも偏差値表から機械的に選択している、と言ったら言い過ぎかもしれませんが。

広尾学園の2/1AM入試から見ると、同日のPM入試を志望しているのは

男女とも29%。そもそもAM入試は第一志望比率は低いのですが、

連続志望率もかなり低い。

気になる学校、というのはわかりますが、ちょっと受けてみる難易度では

ないと思うんですけどねえ。

とにかくたくさん校名を書いてたくさん可能性を探りたい、

そんな心理背景のために、まだまだリアルな併願動向にはかなり遠い

データかな、と。

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