いろいろ複雑です。

読み解く前に今回の併願校データ、2/1AM入試の学校を

第一志望率が高い順にソートしてみました。

とりあえず、60%をボーダーに高い学校、低い学校と分けました。

まずは男子編。
daiichishibou_top171103

daiichishibou_bottom171103

最高は武蔵の90%です。

最低は巣鴨の39%。

何でしょうね、この差。

第一志望率の低い学校の志望者の本来の

第一志望はどこにあるのでしょうか?

まずはわかりやすいところから。

神奈川です。

2/2聖光学院志望者の第一志望率は50%。

2/1の志望校順位は、開成、駒場東邦、サレジオ学院、逗子開成と続きます。

開成の比率は39%。第一志望と併願校の関係が強いことがわかります。

サレジオ学院と逗子開成を足して19%。

それでは栄光学園はどうでしょう。

栄光学園の第一志望率は45%。

2/1の併願校は逗子開成が23%、サレジオ学院は9%に留まります。

いっぽうで麻布は19%。栄光学園は麻布と併願関係が強いようです。

第一志望率33%の浅野から見ると、2/1のサレジオ学院・逗子開成の

併願は併せて30%。浅野第一志望生からも両校の人気が高く、

サレジオ学院・逗子開成の第一志望率が押し下げられていることがわかります。

しかしこれ以外はかなり難解です。

例えば巣鴨。前年比で第一志望者数も第一志望率も急激にダウンしている

学校です。昨年と比較してもすでにかなり志望が分散していて傾向がつかめませんが、

巣鴨から見て、明大中野、栄東は相関が強いようですが、逆の視点で見ると

そうとも言えず、第一志望率が40%を切っている時点で志望校の軸にはなっていない

ように見えます。

第一志望率50%と低い攻玉社は2/3浅野からの併願がやや多いものの、2/1攻玉社を

第二志望と見ている受験生はかなり分散しています。同様のことは高輪にも言えそうです。

もっとも入りやすい2/1を第一志望に置かずに、他校を本命としつつも、

一部の日程を差し替えて偏差値的に様子見なのでしょうか。

この時期に下げて様子を見ることは考えにくいので中堅校からの背伸びなのかもしれません。

これとは違う雰囲気を醸し出しているのが中央大学附属横浜の併願状況です。

法政第二との相関が顕著ですが、神奈川大学附属の名前も見えます。

2/2AM入試の神奈川大学附属は第一志望率が32%で、2/1AM併願の校名は

サレジオ学院に続き、中央大学附属横浜とありますから、ここも相関があるようです。

所在地も近く偏差値は拮抗していますが、進学傾向はまったく異なる学校ですから、

10月時点でそれを理解できていない受験生がことしもいるようです。

こうした違和感がデータを読み解くカギのようでもあります。

ほかにも第一志望率の低い渋谷教育学園渋谷は、同系列の渋谷教育学園幕張との

相関が強く見受けられます。2/1渋谷教育学園渋谷志望者の26%ですからこれは

無視できない比率です。渋谷教育学園渋谷第一志望、渋谷教育学園幕張は第二志望は

考えにくいからです。2/1渋谷教育学園渋谷志望者のうち、2/5渋谷教育学園渋谷を

予定していないのも特徴的で3回の入試を全部受ける予定の受験者は1割を切りそうな

勢いです。

2/2渋谷教育学園渋谷の志望者すら2/1の3割強ですから、四谷大塚の会場テストでは

そもそも渋谷教育学園渋谷が人気がないのでは?と疑ってしまうぐらいです。

まあほかの学校を見ても一次入試と二次入試の相関は強いとは言えませんから、

10月時点では実際の併願ではなくいろんな学校を書いてみる、傾向が強いのかもしれません。

これでは正確なシミュレーションが不可能なのは当然です。

ちなみに2/1第一志望率が高めの桐朋2/1は桐朋2/2の志望率が32%、

2回入試の東京・男子校では下から数えて2番めの第一志望率。

(最低値は攻玉社の31%)

早稲田2/1は早稲田2/3の志望率は41%、海城2/1は海城2/3の志望率は48%。

第一志望率×連続志望率という指標もありかもしれません。

次回はは女子2/1AMの併願分析を予定しています。

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