「保護者は口出しせず、すべて塾にまかせておいてください」

というタイプのカリスマ塾長先生は、受験生本人を

「誰のためでもない。自分のためにこうして勉強しているんだ。

親はその自分をしっかりバックアップしてくれているんだ」

と気づかせる名人です。

ただ、本人が気づくタイミングはそれぞれで、受験ぎりぎりになって

それに気づいてラストスパートしても志望校によっては、

手遅れというケースもあります。

「家庭での保護者のフォローが不適切だと志望校に合格できない」

と主張するタイプのカリスマ塾長先生は、かなり難関校合格を

意識して指導するタイプ。ときには保護者ごと見放してしまったりする

厳しい先生だったりします。

まるで親子で通塾しているようなものです。

さすがにこのタイプはそんなに多くは知りません。

いずれにせよこうした個人塾にお世話になるケースのほうがレアでしょうから、

多くの場合は、頑張るだけ頑張って御縁のあった学校へ、となるわけです。

中学受験終盤にようやく芽生えた「本人の自覚」が入学したあとも順調に育っていくか、

入学後、ほっとして緩むか。もしくは、入学してからようやく自覚が出てくるかは

それぞれです。しかしながら、本人が自ら選択して進んだ道と思うほど、

中弛みの確率は低くなります。

ある学校は言います。

「中学3年間かけて自己肯定できるように回復を図ります」

またある学校はこう言います。

「大手塾で2年、3年スポイルされていない生徒が欲しい」

コメントとしてはかなり極端な例ですが、現実として

そんな中学受験が存在しています。

中学でゼロからスタートどころか、マイナスからのスタートになって

しまっては、中学受験で頑張った意味がありません。

つまり、第一志望に不合格だっただけで、ほかに合格しても

中学受験に失敗というケースがある一方、仮にたった1校しか受からなくても

本人に合った学校であればそこからぐっと伸びる可能性もあります。

先々を想定してメンタル面のサポートもできるかどうかは、

やっぱり保護者の腕次第というわけです。

中学受験はゴールではありませんから。

さて、次回からは併願校に関する話題に早め早めに入って

いこうと思います。

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