ちゃんと考えている人はいると思います。

ただ、残念ながらさっぱりわかっていない人も多いのです。

問題はその比率…。

「商売」はその「さっぱりわかっていない人」の比率に応じて成立している

と思います。

これ中学受験に限ったことではありませんね。

いつも書いていて思うのは、この話題は小5以下の受験生には早いかも、

でも小6受験生には手遅れ、というタイミング。

小6の夏休みを過ぎても本人がなかなか本気にならない、

という保護者の悩みをよく聞きますが、それは保護者もいっしょです。

保護者が中学受験に真剣になるタイミング、はいつでしょうか。

第一志望校を決めて、その志望校合格に向けて偏差値が上がってこない

ことであせりが大きくなるケースが多いのではないでしょうか。

そもそも中学受験のための勉強を何年も同じペースで続けるのには

無理があります。

最初からハイペースで飛ばす必要はありませんが、塾に入りたての頃の受験生は

言われてなんとなく勉強しているケースが多いと思います。

だんだん入試本番が迫って、志望校合格に向けて偏差値が届かない

という現実を見せて、本人をやる気を引き出そうという、

そんな保護者も多いように見受けます。

ここまでに書いたような偏差値の真実を理解していて、

単純に本人のモチベーションを刺激してみようという考えなら

いざ知らず、いっしょに保護者も焦り始め、個別指導を追加したり、

家庭教師をつけたりするという話も珍しくありません。

もちろん、力づくで合格という結果を出すことは不可能ではありませんし、

理想を追求しなければ、合格がやさしいそこそこの進学校は

いくらでもあります。

ただそれでは中学受験をしてみようと発想したときのイメージとは

大きくかけはなれてしまっているのではないでしょうか。

保護者としてもそこまでに払った塾費用や労力、

さまざまな犠牲を思えば、引き下がれない、とこうなります。

中学受験そのものは何十年後の未来をイメージする作業では

ありませんが、まずは受験を決意したときに、そのわずか数年後、

どうなっていたいのか、どうなってはいけないのかが

明確になっていないように見えます。

中学受験は小学校受験同様、保護者の受験と言われる所以は

そこにあります。

あくまで入試問題を解くのは本人で、見事に解ければ合格ですが、

保護者のそれまでの見込みの甘さ、覚悟の欠落が

見事に結果に結びつくのが中学受験なのです。

ここまでブログを続けて、いまさらその話?とも自分で思うのですが、

昨今のアクセスの変動を見ていて、定期的に基本中の基本、

耳の痛い話に立ち返る必要を感じてしまいます。

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