たとえば、ある学校が新規に午後入試を導入するとします。

多くの場合、受験者数は増えますから、受験料収入は上昇することでしょう。

もちろんそんなことが問題ではありません。

午後入試を導入する目的は、いままでその学校を選択肢に入れていなかった層に

アピールしたいからこその午後入試です。

特に東京の場合は入試の日程がかなりタイトです。

午後入試の選択肢はまず2/1PM、そして2/2PMでしょう。

2/3PMに3回めの午後入試を受験して、3日間で合計6回受験するような

タフな受験生はまずいないと思います。

受ければ受けるほど、気合が充実して実力を発揮しきれるものでは

ありませんから。

とすれば、導入校としては2/1PMがほぼ勝負日程になるでしょう。

2018年から品川女子学院が2/1午後入試を導入するわけですが、

算数1科の入試だそうです。

品川女子学院は2/1AM、2/2AMが4科入試で、2/4AMは同じ4科でも

(表現力・総合型)の入試を実施しています。

四谷大塚の併願データなどから、競合する層を考えてみたのですが、

第一志望の層は2/1,2,4の全日程を受ける受験生が多数派で、

2/3の併願校から品川女子学院を第二志望としている層は

読み取ることができません。

横浜共立学園や鎌倉女学院の第一志望者がわずかに視野に入れている

程度のようです。

他の人気校と比較しても、これまでの3回の入試のうち、

初回の受験者比率が常に3分の1を超えていて総受験者数に占める

第一志望者の比率は高い部類と言えるでしょう。

となると、競合するのはすでに2/1午後入試を導入している

学校と言えるかもしれません。

女子校ではあまり前例のない算数1科に受験生がどう反応するか

とても気になります。

過去5年間の受験者数の推移、そしてここ2年間の難関大合格実績…。

実は首都圏模試の2017年結果偏差値にも不安が垣間見えます。

一見午後入試の似合わないイメージの品女の挑戦に注目するしか

ないといったところです。

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