迷ってはいたのですが、展開する順序が逆だったかなと

思ってます。

女子校の共学化は、高校募集へのシフト、コース・クラスの再編成と

比較すると、いちばん大きな決断でしょうから、

小さな決断から掘り下げていったほうがよかったかもしれない、

とも思いました。

まあ、思い切った決断も覚悟が足りなければ失敗するし、

小さな決断だからといって、さらにダメージを深くすることも

ありますから、どっちが先でもいっしょかもしれませんね。

さて昨今特に感じるのは「グローバル」の安売りです。

グローバルのプラスイメージばかりが先行しているように感じています。

続いてよく聞くのはアクティブラーニング。

重要なのはいかに興味関心を喚起するかであって、

その「なぜ?」「不思議…」のベースがなくてはアクティブになることは

できないのだと思います。

某教育施設で「驚く力を養う」というフレーズを見かけましたが、

驚く力そのものを養うことは不可能だと思います。ノーマルをしっかり認識して

いるからアブノーマルに驚くのですから。

各々の事象にだた漠然と接していては驚くこともありません。

それを言うなら養うべきなのは「疑う力」であり、それを他者に説明する

論理的な思考力でしょう。

実は以前から深めたかったのは各中高一貫校の英語に対する取り組みです。

実戦的な英語力と言いますが、コトバなんて日々使わないとマスターできません。

そして英語でしっかりコミュニケーションできるのと、難関大の入試問題を解けることは

必ずしも一致しません。でも中高6年間で両方成し遂げるには時間が足りない。

そういうことじゃないかと思います。

ただかつては「英語ができる」「勉強ができる」「難関大に合格する」という

ステップがあったことは確かです。いまではそれがあまりに古風な図式に思えます。

実例を交えてここで具体的な説明をするのは難しいことだと思いますが、

「苦戦する女子校」を見ていて、いくつかの小さなエピソードを思い出しました。

詳細は次回としますが、「英語ができる女子は社会で重宝される」という

過去の幻を引きずっている学校がいまだに多いのかもしれません。

もちろん学校自身がこれから先の社会の変革を的確に読めるわけではありませんから、

手堅く最小の決断で変わって見せようとするのかもしれません。

いずれにせよ学校改革の方便として耳慣れない横文字が前面に出てくることには

注意を払う必要があると思っています。

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