前回は女子に人気の大学付属校という切り口でした。

ひとくちに大学付属といっても、内部推薦進学の比率には

バラツキがありますが、人気大学でほぼ全員が

内部進学可能なケースとなると、さすがに

中学入試の人気も高いようです。

中学受験=高校受験を回避できる

そのメリットをもっとも享受できるのが難関私大の

付属、という発想も理解できます。

特に女子の難易度が高い、というケース以外でも、

2016年入試から共学募集となった神奈川の法政第二では

5年前58だった1回男子の結果偏差値が64へ。

1回女子・初年度2016年の63は翌年65へと上昇しています。

中央大学附属横浜も5年前の54から66へと上昇。

(いずれも首都圏模試データ)

あたかもMARCH付属ならこのぐらい、

という見えないラインがあるようです。

中央大学附属横浜は2014年まで3回入試でしたが、

2015年から2/3を取りやめ2回入試になり、

そのせいで総受験者数は減少していますが、

巧みに第一志望者を囲い込み、合格者数も調整しながら、

徐々に入試が難化しています。

2017年の2次入試(2/2PM)は前年と比べて

男子が4.6倍→2.0倍、女子が3.7倍→1.9倍と

門戸が広がったにもかかわらず、結果偏差値は

前年とさほど変化がありませんでした。

安定した人気がうかがえます。

こうした中で注目なのが2014年から

青山学院大学の系属校となった

青山学院横浜英和。

2018年からはいよいよ共学募集となります。

共学化にともない、募集定員は

前年の女子110名から男女160名へ拡大。

3回入試のうち、2回め、3回めが午後入試なので、

併願のしやすさも手伝って人気になることは必至でしょう。

すでに女子の結果偏差値は2/1PM実施だった2012年の55と

比較しても2017年は61まで上昇しています。

2012年の2/2AM入試と2017年の2/2PM入試を比較すると

何と14も難化していますから、2018年共学化で

さらに上昇するのは避けられないところです。

その結果の併願関係は現時点で即座には読めませんが、

中央大学附属横浜とは1回2回の日程が重複していますから、

青山学院横浜英和の側からの併願は不可能。

2/2AMの法政第二は併願が可能でしょうが、

2/1PMの併願候補に付属校は見当たりませんから、

そこは男女で志向が大きく分かれることでしょう。

個人的には付属校よりも中学入試の合格ラインが低く、

MARCH合格率(総合格者数÷卒業生数)が50%を

超える進学校は多いわけですし、選択肢をもっと

広げてもいいのでは?と思うわけですが、

いったん大学付属を視野に入れてしまうと、

その魅力にとりつかれてしまう受験生も多いようです。

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