5年前の偏差値との比較について掘り下げてみましたが、

ひとまずここで見解をまとめたいと思います。

わずか5年の間でも偏差値は変わります。

ただ多くの学校で80%ラインが上昇している、ということは

相対的には明確な難易度の変動があるとはいえないということです。

5年間で偏差値が変わらない学校は相対的に易しくなっている

ということですが、校数としては少ない。

そして、易しくなっている=人気が集中していない

ということですから、実質的に前向きな学校選択の参考には

あまりならないということです。

中学受験は受かりやすい学校を探す受験ではないからです。

競争が激しいのをあらかじめ知っていて突破していく

そんな受験生が大多数だからです。

気のせいか6/5の

【5年前と比較】結果偏差値の変動・男子編(1)

に反応された方はアクセス統計を見てみると

ふだんより多かったようです。

まさか

受かりやすい学校はどこなのか?

に興味を持たれた方はいないと思いますが、

その逆、難化している学校を探すことに

意義があるとは思いません。

難易度にかかわらず入学したい、というより、

より難しい学校に合格して、胸を張りたいという

潜在意識がどこかにあるとすれば、

本人というよりは、まさに保護者の見栄でしょう。

80%偏差値にだけ関心を持つのではなく、

50%偏差値も並行して見ていくと、

合格ゾーンが広い学校と狭い学校に気づきます。

首都圏模試には首都圏模試の流儀があり、

四谷大塚、日能研、SAPIXの偏差値にもそれぞれの流儀が

ありますから、そこは何とも言えませんが、

行われた入試の結果としての結果偏差値は

終わってみるまでわからないから結果偏差値です。

その意味では結果偏差値もあくまで参考の参考です。

予想偏差値が前年度の結果偏差値を踏まえて、形成されて

いくのか?

それはわかりません。

その年度の会場テストの志望動向でまた数字は動いていくでしょう。

そして予想偏差値のとおりの入試になるのか。

それも違うでしょう。

さらに言うなら受験生たるわが子の会場テストで受け取ってくる

偏差値は、そのふらふら上下動する第一志望?の80%偏差値に

まず届かないのが普通です。

80%偏差値をクリアしていれば、ほっとするのかもしれませんが、

裏返せばそれで合格が保証されるわけでもありません。

伝えたかったのは「たかが偏差値」の部分でした。

「されど偏差値」の部分は80%偏差値から10以上の開きがあれば、

しっかり現実を見つめ直したほうがいい、程度の「されど」

です。

きょうは変動する偏差値に対する「オモテ」見解。

次回はちょっと言いにくい「ウラ」見解を書こうと思っています。

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