前回の記事(PART1)、早慶上智の序列では都立中高一貫校も
かなり健闘しているような印象を受けたと思います。
国公立大だとどうでしょうか。
主要20大のデータですが、こう並びます。
小石川以外は進学指導重点校の厚い壁が存在しているように
見えます。
20大合格数の内訳も精査しないと何とも言えませんが、
学校所在地も意識してデータを読み取る必要があるようです。
八王子東は早慶上智で進学指導重点校7校中最下位でしたが、
国公立大では全体2位です。
内訳は20大総数141名中、
東大2名、一橋大7名、東京農工大27名、首都大東京30名。
いっぽう全体1位の国立は、
内訳は20大総数169名中、
東大17名、一橋大26名、東京農工大14名、首都大東京18名。
1、2位でけっこう差があります。
両校とも近場の国立大を志向する傾向が強いように思います。
ちなみに全体3位の小石川は
内訳は20大総数67名中、
東大14名、一橋大5名、東京農工大2名、首都大東京5名。
こちらは主要20大にバランスよく合格者を出しています。
東大の次に合格者が多いのは千葉大9名でした。
続く日比谷は
内訳は20大総数129名中、
東大45名、一橋大9名、東京農工大4名、首都大東京3名。
続く西は
内訳は20大総数137名中、
東大45名、一橋大10名、東京農工大16名、首都大東京8名。
私立一貫校と比較した場合、国公立大20%というのは
かなり高い数字です。都内私立で2010-2016の7年平均で
このラインをクリアしているのはわずかに23校です。
ほとんどが男子校・女子校で23校中共学校は3校だけ。
国公立大の合格内容に差があるにせよ、都立校の
国公立大志向の強さがうかがえます。
(注)国公立20大学とは
東京、京都、一橋、東京工業、北海道、東北、大阪、筑波、千葉、埼玉、
東京外国語、東京学芸、東京農工、東京藝術、東京医科歯科、電気通信、
首都大学東京、お茶の水女子、横浜国立、横浜市立の20大と定義しています。
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