ブログに何度も書いていることですが、昨今

安易な気持ちで中学受験を決断してしまうご家庭が非常に

多いようです。

仮に安易な決断でも責めるつもりはありません。

物事にはすべて両面があります。

中学受験を決断してすぐ受験になるわけではありません。

相応の長い準備期間があるわけです。

その間にうちの中学受験はこういう受験、と理論武装すればいい

と思うのです。

何が何でも地元の公立中に行きたくないから中学受験!

それでもいいと思うんですね。

まあ、東京大学に行きたいから中学受験!という理由付けは

かなり勘違いだと思うんですが…。

これが東京大学をはじめとする難関大学に進学する確率を

高めることがわが子のためになる!なら、

ありかもしれませんね。

視野が広いか、狭いか。

こうしてなぜ中学受験をするかは本人も含めて、

価値観として時間とともに確立されていくはずのものだと思います。

さあ、それでは中学受験の成功と失敗はどこで分かれるものでしょうか。

そうです、受験の時点で合格なら成功、不合格なら失敗でもありません。

不合格から多くを学ぶこともあるわけです。

人生がすべて順風満帆だと、ほんとうに挫折したときに立ち直れないと

言います。

そしてもっと強調したい点は、最低でも一校は合格するように

受験することは実は簡単なのです。

しかしながらほぼどんな受験生でも受け入れてくれる学校に

進学しなければならないとなったときのリスクをどう受け止めるか、

そこを考えねばなりません。

一校合格したから成功、と油断すべきではないでしょう。

不本意進学するぐらいなら、全滅もいたしかたない、高いハードルを

超えるのが受験だ!

それも考え方のひとつです。

悩みぬいて、ダメだったらダメだったときのこと。

腹をくくることが必要だったりします。

もちろんダメだったとき、のリスクを「最小限」にするのは

保護者の役割と思いますが、リスクは「最小限」であって、

そのリスクをゼロにしたいとは「進学先を問わない」ということです。

どこでも、いい、ということです。

ことしの入試ブログでは実際の受験校と合格校・進学校を世間に

公開している勇気ある保護者に複数名出会いました。

本人がどういう意図だったかは理解できませんが、

せっかく頑張ったんだからどこかに行ければよいという判断だったのだと

思います。

早くプレッシャーから解放されたい…という気持ちもあるでしょう。

決してどの学校でもいいと思ったわけではないと思います。

以前、中学受験をした保護者の方に次々と体験談を

インタビューしていくシークエンスがありました。

そのうちの一人が「あまりよく覚えていない」とおっしゃいました。

友人に頼まれたからインタビューを受けた、と。

とりあえず進学校を聞きました。

いろいろな意味で納得しました。きっとほっとしたのでしょう。

一年も経つといろいろ忘れてしまう…ということでした。

受験も子育ての中の大きなイベントのひとつ…

確かに大きな節目でしょう。

とはいえ、親子関係はその先、長く続きます。

たとえわが子がひとり立ちしても、続きます。

12歳のときの決断を背負って進みます。

本人はあとで必ずその節目を振り返ることでしょう。

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