fc2ブログのほうで続けてきた2010~2016年の

各校の進路実績の推移もそろそろ終盤にかかってきましたが、

ひと通り分析をしてみて思うのは、実績が下降線に映る

学校が意外と多いということです。

中高一貫校が優秀だから実績も際限なく右肩上がり、

ということはあり得ないわけで、各校で抱える諸事情は

厳しい結果として反映しているように思います。

ここ10年間は、MARCH実績に関する限りは私立一貫校が

圧倒的に有利…という印象でしたが、

それは徐々に、高校から入ってもMARCHクラスに合格することは

可能、という状況に変わってきています。

それほどブレーキのかかっている学校が多いように思われます。

それでも一定のレベルはクリアしている…

ということも確かに言えますが、だいぶ以前の趣とは

変化があるように思います。

もちろん都立・県立高や私立の非一貫校を平均してしまえば、

そうとは言えません。まだまだ中学受験のアドバンテージは

無視できないでしょう。というよりも、私立中高一貫校の

ごく一部の学校が、驚異的な実績を残し続けて

牽引しているに過ぎないとも言えるわけです。

以前から当ブログで強調しているのは、説明会で

学校訪問をして保護者が確認してくるべきことは、

一に在校生の様子、二にその学校の現状認識です。

その学校の現状認識と、それまでに学校が培ってきた教育理念が

在校生の様子という形で表出しているのだと思います。

現状認識が学校スタッフひとり一人で大きく異なっている

時点で、組織としてのリスクを抱えているはずです。

ある塾関係のブロガーさんが言っておりました。

塾は新学期を迎えるにあたって、前年の合格実績を総括する。

そのときに成功した要素だけでなく、改善すべき要素もしっかり

語るべきであると。

失敗した原因をいくら語っても、出てしまった結果は変わりません。

でもだからと言って前向きにポジティブになるだけでは

不十分ということだと思います。

編集部時代にもだいぶ上司に言われたことなのですが、

敗因分析よりも新施策を示せ。

しかしながら敗因分析のない、現状認識のない新施策は

「頑張ってます」アピールにしかならないのです。

徐々にいかに「見せ」るかのテクニック競争になってきます。

まあ、世の中、そういうケースは枚挙にいとまがないわけですが(笑)

学校のアンケート回答や、サイト上での表現を見るにつけ

この学校はだいじょうぶ?ということをしょっちゅう思います。

現状認識はあるけれど表面に出さないのか、それとも?

会場テストの学校偏差値は瞬間の一点であり、ベクトルは指し示しません。

中学受験…どう選ぶのが正解か、それはもちろん各々の受験生で

違いますが、その学校の「頑張ってます」アピールを

正直に受け取り過ぎて選択を誤る可能性が

ますます高くなっている…そんな気がしています。

次回はもう少し具体的なチェックポイントを書こうと思います。

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