高校募集をする学校は

中高一貫教育が行われていないのか、と

言えばそれは一概に言うことはできません。

中高一貫教育が行われているかどうかに

かかわらず、進路実績がともなっていれば、

6年間通っての満足は得られることでしょう。

学校によっては高入生とは高校3年間別クラスという

ケースもあります。

カリキュラムが違うので、まったく混合しないという

考え方の学校もあり、さまざまです。

高入生との学力差がある場合、

一律に混合した場合、お互いにマイナスが

生じることがあります。

そもそも授業内容の進度が違う、

つまり、一貫生のほうが先に進んでいるとすると、

高入生は早く追いつかねばなりませんし、

一貫生はこれを待つ余裕を持たねばならないと

いえます。

結果としては、そういったストレスを

解消するために高校募集を停止して

完全中高一貫校になるケースが多く見られます。

2017年度の募集で言えば千葉県内屈指の共学進学校、

東邦大学付属東邦が高校募集を停止しています。

高校募集を再開するケースは皆無とは

言えませんが、こちらは生徒募集に苦労している

パターンでしょう。

かつて、都内中心部のとある完全中高一貫校が

高校募集を再開しました。

この後、募集状況はどうなったか。

中学受験生の減少は止まりませんでしたが、

高校受験生は徐々に増加しました。

また別の学校では高校募集を再開した初年度は

高校受験生がほとんどいなかったばかりか、

中学受験生の減少傾向は歯止めがかかりませんでした。

高校募集の活性化のためには

その地域の公立中との関係性も一定の比重を占めます。

もちろん情報交換をする塾も中学受験の専門塾だけでは

ないですから、中学募集と高校募集はそれぞれの

戦略で進めなくてはいけません。

一朝一夕には安定しないものです。

進路実績伸長の前提には、

やはりある程度の募集状況の安定が不可欠です。

学年によっての差が大きいと、

一定のカリキュラムでの教育効果が得られない

となります。

高校募集をする「中高一貫校」には

少なくとも高校募集をするメリットがあるわけです。

まずはその前提で志望校の選択を始めるのが

中学受験の鉄則ではないかと思うのです。

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