トップクラスの進学校が、大学のほうで合格者数を
少々絞り込んだぐらいで、伸び悩むとは思いませんが、
進路実績の伸びを語る場合に、当ブログでも
「自己ベスト更新」の頻度を重視した結果、
いつまでたっても過去を超えられない、
そんな印象を受ける学校もあります。
各校同条件下で相対的に伸びを論じるべきだとは
思います、ただそれをひとつの基準に落とし込む
ことはなかなか困難です。
そこで、以前使った手法ではあるのですが、
国公立大、早慶上智、MARCHの3カテゴリーごとに
近7年間に限定してその推移に含まれる数値を
順位ポイント化、その中でさらに近3年間における
パフォーマンスを集計してみました。
つまり各校のタテの推移をヨコ比較するということになります。
7年間の中で近3年(2014-2016)がプラス傾向か
マイナス傾向かを一段階★ひとつで換算しています。
これで
「2004年にベストを更新して以降停滞が続いている」
というように見えた学校でも
「ここ7年間に限っては回復の兆し」
というようなベクトルが読み取れる結果になるかもしれません。
例えばもっとも高い評価になるのは、
2010~2016年の7年間の順位の並びが
7-6-5-4-3-2-1位
もしくは
4-5-6-7-1-2-3位
のような場合。
その逆でもっとも苦戦しているのは
1-2-3-4-5-6-7位
もしくは
4-3-2-1-7-6-5位
のような場合です。
ではベクトルが上向いている学校から
見てみます。
2009年以前の実績はまったく除外しての評価です。
ここ3年でベスト更新の多い学校は当然ながら上位に
ランクインするわけですが近3年内に7年間中2位以上の
実績が一度もないとプラスの★には換算されません。
また国公立大、早慶上智、MARCHの3カテゴリーの
推移のバランスが悪い場合も★に換算されません。
ここ3年の動きを如実に反映した結果になるような気がします。
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