中学受験をとりまく環境を俯瞰すると、

刻一刻変化しているように思います。

たとえば現状では「付属校人気」はごく限定的ではありますが

法政第二が共学化、横浜英和学院が青山学院大の系属校となり、

2018年から共学募集を開始するなど、毎年少しずつ動いています。

東大合格者をコンスタントに2桁輩出するような上位校は

基本的に募集も進路実績も安定していますが、

それでも細部を観察すると現役進学率に難があったり、

合格者が減少傾向の学校もあるようです。

かつては上位TOP100の学校の半数以上が

進路実績上昇のカーブを描いていて、

私立中高一貫校の勢いは目覚ましいものがありました。

ただ前回の記事でふれたように、徐々に減速している印象があります。

もちろん進路実績は無限に伸び続けるものではなく、

それぞれのステージである時期、伸び悩むものです。

高いレベルで安定、という姿も素晴らしいパフォーマンスだと

言えます。

しかしこの10年を見てきて、TOP100が1割まで入れ替わらない。

TOP100に新規ランクインした上昇校も勢いが止まって

ほどなく安定期に入る、という姿を多く見てきました。

あくまで7年間の平均値で観察していると、それほどの急上昇急降下

は起こらないものです。

それにしても有望と評価していた学校が、一転停滞期に入ってしまうのは

何らかの原因があるとしか思えません。

2016年はそんな見立て違いが続出した年でした。

伸びた次の年には反動がある。

不振だった翌年は奮起して挽回する。

基本的に山あり谷ありなのが進路実績だと思いますが、

数年にわたって継続してダウンするというのは

生徒たちのモチベーションの問題も関わってきます。

そんな流動する状況を見極めて

いかに納得のいく学校選びをするか。

毎年の受験動向を見るにつけ、保護者の役割の重さを

痛感します。

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