前回は2009年の進路実績で自己ベストを記録した学校の

その後の伸び、について書きました。

そして、それまで伸びてきた学校は、その後も伸びていく

可能性が高い、と結びました。

任意で2009年という年を選んだわけですが、

本来なら点と点で伸びを論ずることの有意性は低い

と思っていますから、もう少し突っ込んでおきたいと思います。

正確には2009年にベストを記録した学校のその後の伸び、は

点と「線」ですが…。

2010-2016年の7年間平均で、私立TOP100にランクインする学校のうち、

2009年に国公立大、早慶上智、MARCHで自己ベストをマークした学校は

延べ63校。率にすれば全体の20%にあたります。

このうち以降の7年間(のうちの任意の年度で)でベスト更新が発生する確率は37%でした。

つまり平均値とすればこの以降の7年間で2回ないし3回ベスト更新が

発生しています。

それでは1年進めて2010年に国公立大、早慶上智、MARCHで

自己ベストをマークした学校を数えてみました。

前年より増えて延べ110校。もちろん2009、2010と2年連続の学校も

ありますが、2009年に自己ベストではなかった学校も多く

含まれます。

この延べ110校の以降6年間、2011~2016年、の自己ベスト記録率は

31%でやはり平均して6年間で2回程度はベストを更新している

計算になります。

基準を2010-2016年の7年間平均で、私立TOP100にランクインする学校

としている点は注記が必要ですが、

2009年、2010年にTOP100にランクインしていても、

2016年時点でそこから漏れている学校は4、5校程度ですから、

自己ベストを複数回記録すれば、概ねその後も順調に推移する

と言えるようです。

さて、ここまでは進路実績の推移を俯瞰していけば、

その勢いで数年先まで見通せるという話になります。

ただひとつ気になることがあります。

2011年以降自己ベスト更新の延べ校数が

90、92、109、86、71、57と

減少していることです。

2016年の57回中、もっとも多い更新はMARCHで25ですが、

次に多いのは国公立大で早慶上智がもっとも少なく14なのです。

簡単に言えば壁に当たっている学校が多く、

飽和状態の予感がしています。

ですからもうひとつは2016年にベスト更新の学校にも

その先の伸びしろを感じるということを付け加えようと思います。

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