中高一貫校の魅力としては進学指導の面だけでなく、

学校生活の充実もあげられるわけですが、

こればっかりは入学する前に客観的なデータとして

精密に比較することは困難です。

説明会に参加して、実際に校内見学をしたり、

文化祭などで在校生の様子を観察することで

ある程度はつかむことはできますが、

それでも限界があります。

言い換えれば住めば都、というように

入学した学校に馴染むようにポジティブに考えて

いくべきだと思います。

ただ、こんな経験があります。

部活動のデータを集計しようとアンケートを

とったときのことです。

当然大会で活躍するような強豪クラブは

学校パンフなどでもしっかり網羅していますが、

その学校らしさを表すユニークな部活動、

場合によっては同好会であっても、しっかりアンケートに

記入してくる学校としてこない学校があるわけです。

答える側にとっては意外と簡単ではない作業で、

活動内容によっては、中学高校で分かれる場合や、

男女別になっているものもあります。

たとえばサッカーの有名校は、ほとんど高入生が

中心で、一貫生ではまずレギュラーになれないような

ケースも多いようです。

そして大所帯のクラブはともかく少人数で活動している場合は、

在籍者数の推移によって活動内容が大きく変化しますから、

なかなかアンケートなどではつかみにくいわけです。

パンフレットにラインナップされていても

休眠中だったりするのです。

特に文化系の部活は現時点の参加メンバーの嗜好によって、

活動内容が実際のクラブ名称のイメージと一致しない

ケースもあります。

中学を新設した学校の部活設定を見ていくと、

実際に生徒が入学して、その希望にあわせて部活動が

充実していくまで、10年程度はかかります。

逆に言うならユニークな活動を続ける部活が綿々と

そこに息づいているのは、その中高一貫校の伝統と文化を

具現化しているわけで、そのバリエーションから

学校の魅力を感じることもできるわけです。

実際に文化祭を訪問して、

「この学校のこの部活に入りたい!」と

モチベーションを上げた例も聞くことはありますが、

在校生が活発に活動している雰囲気全体が

その学校の魅力となる気がします。

そこをつかむことが重要です。

ここで相関を具体的に説明できませんが、

それら部活での活気と進路実績の多様性は

結果として連動しているように思っています。

「文武両道」をいかに消化しているかで

その中高一貫校の懐の広さが

魅力として見えてくるとも思います。

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