ひとつの結論を先に言っておきましょう。

受験校は受かりやすい順に並べる必要はありません。

受かりやすい学校から順番に受けていき、最後に最難関にチャレンジする

受験生はほとんどいません。

東京の男女御三家を言われる最難関校はすべて2月1日の入試です。

そこにピークを持ってくるように日程を組むべきです。

でも、そのあと2月2日以降も入試は続きます…。

いっぽうで東京生・神奈川生にとっての1月入試。

試験会場に慣れるための受験は、多くの場合、受かっても入学しない前提と

なります。

そこまで本番の上がり症が心配なのであれば、絶対行かない学校の

入試でも受ける意味はあります。

ただ、2月1日にピークを持っていくための受け方はこれとは違います。

開成が第一志望で、1月の埼玉入試の栄東や開智からテンションを

上げていった場合、3週間緊張が持続するのか、という問題もあります。

(もちろん個人差はあります)

1月22日の渋谷幕張をたたき台に、2月1日にピークを!と思ったら、

渋谷幕張にご縁がなくて、調子が狂ってしまうケースも考えられます。

(渋幕が開成のたたき台になるのはごくごくひと握りの最上位生でしょう)

2月1日がピーク想定ではなく、渋谷幕張が大本命!という場合もあるはずです。

(この場合は埼玉入試で入念なウォーミングアップでしょう)

そうなるとその前の受験校選びは変わってくるというわけです。

さすがに小6の12月にもなって、どこでもいいから有名校・難関校に受かりたい!

とは思っていないと思いますが、志望順位がしっかり固まってないと、

作戦も立たず、心理面の悪影響にもつながります。

というわけで、偏差値が思ったより伸びないので不安…なのは多くの受験生に

共通ですから、ほんとうに行きたい学校をしっかり絞って、

その学校の入試日程に合わせたコンディショニングに務めるべき

というわけです。

ごくごく当たり前の話ですが、1日の第一志望校が不首尾に

終わり、2日の学校にも運がなく、3日・4日で何とか次位レベルの

実力校を受けていく…そういう難易度逆順の併願作戦が

現に存在しているから、そういった学校としては2回めの日程、

3回めの日程でその学校の第一志望者とな異なる層が受験してくる

ことに期待しているのだとも言えるでしょう。

こんなことだったら1月入試でもう少し受けておけばよかった…

2月1日の午後入試でもう1校押さえておくんだった…。

あくまで印象に過ぎませんが1日午後で合格校を押さえている受験生は、

意外とその学校に進学せずとも、第二志望校には受かっている

ケースが多いようです。

そしてこれら併願作戦の緻密さは過去問対策ともリンクしてくるという

わけです。

オーソドックスなスタイルで難関校を次々と突破して「全勝!」という

受験生も中にはいますが、そんな前提で臨むと痛い目にあうのは

当然です。

次回はダブル出願について少し考えます。

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