過去問の話。

なぜ過去問対策が重要かという話から

過去問対策をすることと合格ラインを超えるという

話を書きました。

で、まだどう過去問に取り組むかという話は

書いていませんね。

過去問へのアプローチについてうまく伝えられたら、

この一連の流れは完結すると思いますが、

きょうはちょっとスピンアウトしますね。

合格最低点。

受験者平均点やら合格者平均点やら、数字とにらめっこして

みて思いました。

過去問対策って合格最低点を超えるための戦略であると。

でも、この合格最低点はあくまで結果です。

合格最低点を何十点も余裕を残してクリアする必要は

まったくないのですが、最低点は事前に伏せられて

わかりません。当然ですね。

受験生。中学受験をするぐらいですから、小学校では

そこそこというよりもかなりの上位生だと思うんですが、

テストを受けるときに目標をどこに置くでしょうか?

自分のバアイは小学生の頃は100点取るぞ!でした。

中学に入った頃は建前は100点。90点取れたらセーフ。

最低でも80点というものでした。

段々自分の実力がわかってきます。

まあ、地元の公立進学校が志望校なので、まあそんなもんです。

高校に入ると、目標はなくなりました。というか覚えて

いません。なるようになるでしょうと開き直り。

きっと80点という目標は現実的でなかったのでしょうね。

各中学から上位生が集まってくるのだから、恥ずかしい順位じゃ

なければいいや、と点数は気にしなくなりました。

中学受験のひとつの弊害は、

目標は100点!とのどかに言っていることができなくなること、

です。100点?そんな非現実的なラインは目指さない…

合格するかしないかの二択。

そうなってくるんじゃないかと思うのです。

点数より偏差値!

全部できないのは当たり前!

さあ、どうでしょう。「全部はできない」に慣れた優等生の

心理状況。

ともすると目標を見失い、受験へのモチベーションも

見失います。

下手をすれば自分への自信も失います。

実はこういう受験生は多いのではないでしょうか。

「それでも」頑張る、これも大切です。

サッカーのW杯を考えてみましょう。

アジア予選のキャッチフレーズは

「絶対に負けられない戦いがある」

です。

でも、本大会でそのフレーズは使いません。

日本代表の目標は?と聞かれてベスト4!

と答えてその前で負けた大会がありました。

そのぐらいの気持ちで立ち向かわないと結果が残せない、

スタンスの問題です。

ベスト4になったことがない日本は、

どうすればそこへたどりつけるのかのノウハウを

持ちません。でも、目標は大きく、というだけですね。

受験もそれに少し似ています。

できることをしっかりやる。

でも自分ができることはどこまででしょうか?

確実はどこまでで、ボーダーラインはどこまででしょうか。

過去問対策にはその感触をつかむ作業が秘められていると

思います。

今度はそれは保護者ではなく本人の手ごたえです。

本人の手ごたえを少しずつ大きくしていくためには、

ショック療法で奮起を促す、はあまりに安直な手法では

ないかと思うのです。

10月、11月そして12月。目標への距離感にさいなまれる日々。

これも保護者が偏差値を見て実感するものではなく、

相変わらず計算問題でケアレスミス、文章題になると問題が

読めない…そんなレベルで実感するものだと思いますね。

解ける問題はきっちり解く。少しでも短時間で解く。

そして解ける問題を増やす。

ここであせると目標はますます遠ざかるのだと思いますね。

周囲の足並みのほうが早いとか、そんなことを感じている暇は

ないのだと思います。

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