学校によっては年度によって出題者が変わり、傾向が一定しないケースも

ありますが、合格ラインがほとんどブレない、安定した出題の学校ほど、

対策のしがいがあると思います。

中堅校の中にはどんな出題であろうと、合格ラインはあらかじめ決めている…

そんな学校もあり、年度によって合格層にもムラがあることは

想像に難くありません。

合格最低点はもちろん学校によって違い、得点率が70%でも不合格になる学校は

数少ないわけですが、不思議なのは難易度とその合格最低点はリンクしていない

ことでしょう。

偏差値65の学校では合格最低点が70%で、偏差値58の学校で55%の場合もあるようです。

両者同じレベルの問題を出題している、ということなのでしょうか。

中堅校の中には得点率が50%を割っている学校もあり、できるだけ多くの合格者を

出したい気持ちと、志を高く持ち、問題レベルを下げない、そんな姿勢も感じます。

ただし上位校でも教科間の難易度に差が出ないように作問するのは

簡単ではない様子で、ある入試回では国語の平均点が低く、算数の平均点が高く、

別の入試回ではそれが逆転するケースも起こります。

それが全教科で均すとブレの度合いは収まっているのでなかなか不思議な現象です。

塾対象の説明会でも丁寧な学校では、教科ごとの平均点データを公表するばかりか、

大問、小問ごとの数値を細かく公表するケースがありますが、

問題ごとの正答率にはかなり差があるようです。

学校によってはまったく詳細を公表せず、ブラックボックスのケースもありますが、

塾は本来そういった細かいデータを入手しているはずですね。

こうなると、合格最低点をクリアするために、どこで差がつくか、がおぼろげながら

見えてきます。こうした入試データを詳細に公表する学校は、

受験者平均点・合格者平均点も公表しますからどの教科で合否が分かれるか、

どの問題で合否が分かれるかまでの分析も可能です。

ただ、問題は通っている塾がそういったデータを入手して、過去問対策に

活かしているかどうかなのではないでしょうか。

「大手塾の情報力」にはもちろんその部分も含まれているはずですが、

個々の受験生の志望校に対して、対策が不十分、というクレームの声が聞こえてくるのは

どうしてでしょうか?

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