人生にはさまざまな岐路、選択肢があります。

それらはどのタイミングで現れるかは予測できません。

人それぞれその時点で異なる判断をするわけです。

その判断に常にしっかりした理由があるとは限りません。

あらゆる可能性を考えても決めかねる場合もあるでしょう。

感情に流されて、直感的に決めることもあります。

まあ、人の命にかかわることや、法律に抵触する問題でもない限り、

その判断そのものが「アウト!」なケースはかなり少ないと

思います。

学校選びもそのひとつです。

もちろんその前に中学受験をする、という決断があります。

この中学受験をする、という決断と、それに関連づけられる学校選びに

関しては、人命に関わることでも違法性があることでもありませんから、

どう選んでもいいわけです。

選んだ「結果」を活かせばいい。

ところが、学校選びに限りませんが、

「どう選んだっていいだろう」「外野からつべこべ言われるとハラが立つ」

そういう人も少数ながらいます。

判断・行動にはさまざまなリスクが伴いますが、

そこに考えが至らず、その先を考えない人もいるようです。

とりわけ学校はわが子のその後の人生に多大な影響を与える環境ですから、

どんな保護者もベターなものを用意してやりたいと思うはずです。

一昨日の校風に関する記事はさほど広がりませんでしたが、

保護者としても自分が過ごしてきた環境が、あらゆる判断・価値観に影響を

与えていることは言うまでもありません。

「自分は小学校から私立だったから、私立中高という選択肢しか考えなかった」

だからといって、わが子にそれが何の不幸をもたらすものではありません。

自分が経験したことを基準に判断できるからです。

問題は自分が公立中高で過ごしてきた保護者が中学受験を考えるケースです。

よく聞くのは両親の中高体験が異なるケース。

体験と価値観が異なるのなら、ある程度のすり合わせが必要になります。

父親が「中学受験なんて必要ないッ!」という考えで

母親が「中高一貫校に入れないと心配!」なんて対立するケースは

本当にあるようですから。

ですから中学受験にそんなに多くのダークゾーンが存在するわけではないのですが、

両親とも公立出身で実体験がない場合の中学受験。

「中高一貫校に入ったほうが将来が開けるらしい」

といった漠然とした思いで塾通いを始めてしまうケース。

保護者ブログの読み過ぎ(ウソ)かもしれませんが、

リスクが高いのはまさにそういったパターンなのではないでしょうか。

全体の3~4割がそうだと言ったら、ちょっと多く見積もりすぎな気もします。

以前こんなことがありました。

あるセミナーをしたとき、その後、相談コーナーを設けたら、

こんなご両親が相談に来ました。娘さんを女子校に入れたいという相談でした。

日本女子大附属はどうですか?

東京女学館はどうですか?

この2校について聞かれました。住居は関西方面らしいのですが、

受験は東京でする、という話でした。

この質問には答えられないのです。

それこそ難関大合格実績での勢いは語れますが、

そういう問題ではなさそうです。

(後編につづく)

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