そこをあえて言うと嫌われる…というのがあります。

「ほら、あなたゲームばかりしていないで勉強なさい」

「いま、やろうと思ってたのに、言われて嫌になった」

でも、このパターン。言わないと自発的に机に向かっていましたかね、

わが息子&わが娘。

結局、理由をつけて「勉強したくないなァ」

これは本音です。

大人だって「仕事したくないなァ」

100人が100人そうでしょう。

もう昼夜を問わず「仕事したくてたまんね」という人はいません。

置きかえて「仕事のことが気になって」食事の時間も惜しんで打ち込む…

というのは違う意味でのモチベーションが働いているわけです。

他人に負けたくない、途中で投げ出したくない、ここでやめるとここまでの

努力が水泡に帰すので腹立たしい。

そんな感じですよね。

だからスイッチの入らない人が、スイッチを入れるのを待っていても時間の

無駄です。もちろん、促がしたからと言ってその気になるとも限りません。

「言わないとわからない」は「言ったらわかる」の裏返しなのですが、

「言ってもわからない」「言うと反発する」というパターンもあります。

理想はもちろん「言わなくてもわかる、察する」ですが、誰しも自分はかわいいものです。

たとえば最近こんなことがありました。

JRの職員からの情報が不適切だったので、乗るはずの終発列車に

乗りそこなったのですが、相手の態度は「こちらには非がない」の一点張り。

その場に職員が4人いましたが、

「見習い」の名札をつけた若い女子職員を前面に出して、知らぬ存ぜぬ。

いやいや、済んでしまったことはしかたないわけですが、じゃあその場面でどうすべき

だったのか、は何もなし。知らんぷり。「お客さん、そういうもんなんです」

終発を逃した翌日、再び訪れても、もちろん挨拶も謝罪もなし。

百歩譲ってこちらの不注意で乗れなかったとしましょう。

サービス業としてそんな勤務態度で良いわけがありません。

あくまでパフォーマンスとして声を荒げて窓口で罵倒して大正解だったと

今でも思ってます。

その日、予定のホテルに到着できない旨を伝えてキャンセル、新たなホテル探しを

開始しましたが、面白いことに駅構内のJR系のホテルは、ツインはありますが、

シングルは満室です、の紋切り対応。当てがあって、2軒めにかけたホテルも

いったん同じ回答をしつつ

「ツインが空いておりますのでシングル料金でお泊りいただけます」

マニュアルですよ、こんなの。ホテルスタッフの個人判断とは思いません。

さすがJR系の組織は違うなァと思わせてくれました。

言ってもわからない。その場にひとりもわかろうとする人がいない。

これはあるフェリーの船内での旅行者の会話。

ひと組めは老夫婦。フェリーの所要時間は100分。

しかしご主人は旅の行程に無頓着。

「1時間経ったぞ。そろそろ着くだろう。出港が午後4時だぞ。いまはもう5時だぞ。

着く頃だろう」

奥さんは「あら、まだよ」

すると、ご主人「そんなことはないだろう。いったいどれだけかかるんだ?」

奥さん「1時間40分じゃないの?」

ご主人「そんな2時間近くもかかるのか、長いなあ」

旅というA地点からB地点への移動の過程でそこまで自分の位置、そして近い将来

発生する事象に無頓着は恐れ入る。

今度はデッキで別の女性連れのひとりが、

「ああ、(目的地の離島)が見えてきた。でもとなりに見えるのは○○?」

○○で口にしたのは90分前に出てきた港の名前です。

周囲の他人の自分も口あんぐり。

たぶんカノジョの頭の中にはA地点とB地点の2つの地名しかないので、

見えてきたのがB地点なら、残りは出発地のA地点しかなかったのでしょう。

ごくごく簡単に言いますと…。

事前の準備をせず、他人まかせの旅。天然ボケで済む話ではありません。

「あいつ(あの人)、ひとりでは何もできなくてねえ」

欠落しているのは「論理」です。

正しい誰かについていくことで、自分で判断はできない。

じゃあその誰かが正しいかどうかの判断は誰がする???

程度はどうあれ、こんな大人は世間にゴマンといます。

問題はそうなってもいいのか、よくないのか。

12歳の子どもにそんなことはわかるはずもないわけです。

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