それにしても、個人的な話が多くなっていますが、

それを一般論に落として理解することができる人と、

できない人がいますから、読んで得にならない話

だと思ったら、最初から読まないのがいいのではないでしょうか。

さて自分が小学生の頃、楽しみなことはいろいろありましたが、

けっこう自習の時間が好きでした。

担任が

「どうしても急ぎで片づけなきゃならない用事があるので、

自習してて」

楽しみだったぐらいですから、激しいときは週1とかそんなもんじゃ

なかったかと思います。

自習と称していろんなことをして「遊んで」いましたが、

よく覚えているのは「地図あて」。

小学校で使う地図帳の特定のページの中から、特定の地名を

いちばん早く見つけたほうが勝ち!という「遊び」です。

参加メンバーは固定ではないのですが、必ず自分は参加して

いた気がするので、けっこう熟練でした。

そして中部地方の見開きを指定して「しまじま、どーこだ?」

とやるわけです。

「しまじま」はもう全く、試験とかそういうものには無関係な

地名でした。漢字で書くと「島々」なのですが、

その地図帳ではひらがなで書いてあるばっかりに、

友人たちは永遠に「島」という漢字を探してしまうわけです。

「それ、こないだ、やった」と言われるまで繰り返しておりました。

あとは「のぞき」とか。

決して難読地名マニアではないのですが、

47都道府県、県庁所在地というレベルではなく、

日本中の都市の人口調べみたいなものを自由研究でやったりしましたから、

そこで蓄えた知識は縦横無尽だったわけです。

のちの平成の大合併で大幅変更になり、ついていけていない部分は

いまだ多々ありますが、ひらがなの「市」といえば、いわき、むつ、

えびの、と即答できるレベルでしたね。

九州には7県しかないとか、四国は文字通り4県だとか、

海のない県はどことどこ、だとか、県庁所在地より人口が多い市は

いくつあるとか、ほぼ穴のない網羅っぷり。

いまでいうなら「Qさま」の高学歴チームの社会科(地理)レベルなんか、

くだらなくてやってられない、的な濃密さでした。

小6の頃です。間違いありません。

こうしていま、現実にエピソードを思い出しながら書いているというのを

想像すればそのマニアックぶりがわかるはずです。

もう将来の役に立つとか立たないとかじゃなく、その知識が役に立つような

仕事に就きたい、てなもんです。

ちょうど大阪が人口で横浜に抜かれ、相模原がベッドタウンとして人口が

急増した(30万を超えた)時代をリアルタイムで感じていました。年齢がバレますが(笑)。

たしかその頃、叔父が水戸に赴任していて、茨城で取手という町が市になった

けど、知ってるか?と言われたことさえ覚えているぐらいです。

歌志内と山田はどこまで人口が減り続けるのだろう、とか。

ちなみに先日、ン十年ぶりに調べたら、歌志内は3800人ちょっとになっていました。

3万人で市に昇格した時代の炭鉱都市はかつての十分の一しか、人が住んでいないのです。

他には三笠、夕張が人口4桁でした。

そのベースに高校でH先生のマニアックがコラボしたわけですから、

地理の偏差値が高くなるのは当然で、地理さえあれば点が稼げるというところで

戦うことができていたわけです。

ですから、得意教科を磨く効果と、苦手教科を底上げする教科と

どちらが合計点に影響するか、そんな戦略も常にありました。

こういうことは本人が勝手にやる。

親からやりなさい、と言われることではありません。

豊島岡で個性的な生徒が多いというエピソードのひとつに、

東映の時代劇マニアがいました、という実例がありましたが、

本来なら表に出ないマニアックは数えられないぐらい存在します。

上位校の文化系部活や同好会のラインナップを眺めてもそれはわかります。

誰かに育ててもらったきっかけが、どこかで何かに役に立つ、

と思えば、目先の偏差値なんてちっぽけ極まりないことだと

言えますね。

fc2ブログの「中学受験DEEP-INSIDE」もよろしくお願いします。

↓ブログランキングに参加しています。
応援クリックをよろしくお願いいたします。