信じたくない話で、自分でもいままで発想したことがなかったのですが、

まさか、そういうこともあるのか?

の思いで書いてみます。

なぜ中学受験をするのか。

自分の中のベストな答えはブログで一度だけ書いたことがあるので、

もう書きませんが、そのベストな答えとものすごく近い場所に

安直な答えが潜んでいることに気づきました。

それは…

高校受験をしたくないから…です。

なぜ高校受験をしたくないのが安直か。

同様なことは大学受験をしたくないので、

大学の付属校を目指すという考え方と近いものがあります。

さらに言うなら大学付属の中高一貫校を目指す、

大学付属の小中高一貫校を目指す。

将棋の名人で谷川浩司という人がいます。

彼の在位中にこんな話を聞きました。

谷川名人の兄も将棋が強かったのですが、プロになる素質が

足りないと見て東京大学へ進学したそうです。

弟ののちの名人の浩司さんはプロ棋士の道を極め、

名人位を獲得しました。

谷川名人のお兄さんは実業団の強豪リコーの将棋部で

プロアマ戦で活躍、プロ棋士を数多く倒しました。

プロ棋士になるためには年齢制限があるのですが、

その後、プロになれなかった棋士でも、条件が整えば、

敗者復活戦に挑めるようなシステムに変わったと聞きます。

プロになるまでの才能はないので東大へ。

当時、自分にとって印象的なフレーズでした。

そしてプロは諦めてもアマの第一線で活躍したということです。

谷川兄弟の親御さんはどんな人だったのでしょうか?

中学受験をする。

中学受験をせずとも高校で付属校を目指す。

なぜ中学受験をするのかを保護者にアンケートをとったときに、

意図的に

「わが子の可能性を信じているから」

という選択肢を入れましたが、選んだ人数は下から数えたほうが早い

ぐらいの少なさ、でした。

まあ、面と向かってそうは答えづらいのだろう。

そのときはそう思いましたが…。

今はちょっと微妙に感じますね。

大学受験で成功する確信がないから、付属校へ入れて楽させる。

高校受験で成功する自信がないから、中学で受験させておく。

わが子に苦労をさせたくない、という思いはいつの時代も共通なので、

「獅子はわが子を谷底に突き落とし、這い上がってきた子だけを認める」

みたいな昭和の時代の巨人の星・星飛雄馬みたいなのは

完全にネタでしょう。

そこはいいんです。

大学受験で成功、高校受験で成功とは何でしょうか?

実はそのイメージこそが確立されていないのではないでしょうか?

漠然と不安に思っている。

実はわが子の可能性を信じていない。

だとしたら大問題です。

高校受験より難しい中学受験に挑み、大学受験より難しい難関大学付属校

受験に挑んでストレスを溜める。

ラクするために、いま倍の苦労をする。

それで100%成功すればいいわけですが、そんなの人生で保証はありません。

可能性があるからやってみる、なら少しはましですが、

いつのまにか合格至上主義に陥り、「塾&学校」業界はそんな受験生を

手ぐすね引いて待っている。

いやいや、いま頑張っておいたほうがほんとうに楽なんですよ。

わが子は早熟型、先行逃げ切り型で、のちのちの伸びしろはありません。

それは親の自分を見ていたらわかるんです。

そこまで言うなら止めません。

でも早いうちから勝者のレールに乗せてあげることが

親の務めと信じている人もごく少数ではいるようです。

いずれにせよ、人生の勝者、成功者を定義する時点で

危ういわけですけどね。

決して見栄ではなく「最初に茨の道を行く」主義という人は

中学受験の保護者の何割なのか、とても気になるところです。

わが子の可能性を信じてないから中学受験…

ほんとうにほんとうに「まさか?」ですね。

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