大手塾が発表する難関中学合格者数。

ほら、うちはこんなに多いですよ。

その数が多いかどうか、受け取る側は判定ができません。

母集団が大きければ、合格数も多いわけで、

比率としてはどうなの? 合格率は高いの?

なんて聞いても答えてくれませんね。

いっぽうで小さな塾は率で勝負します。

志望校合格率100%!!!

とは行かなくても合格率95%!!!

え?これ第一志望じゃなかったんでしたっけ?

ほぼ第一志望に等しい第四志望も含めて合格率95~100%!!!

嫌味を言っているのではなくて、それが現実だと知らずに

「すごい塾だ!」と感激する人がいるわけですからね。

ところで昨今の首都圏の中学受験生は何校受験しているのでしょう。

出願校数だけでカウントすれば平均7ぐらいでしょうか。

でもこの7は7校じゃなくて7「日程」です。

場合によっては2月1日午後をダブル出願ということで、

受け切っても全校受験は無理!という併願作戦も含みます。

志望順位の高い学校を先に合格してしまえば、終盤日程の

「まさかの場合の押さえ」は受験しませんから、実際の受験校数は

6まで行かないと思いますね。

これまで見かけてきたさまざまな資料から、かなり推測を含んだ

数字を言っていますが、それは6校受けてすべて受かる受験生と、

7校受けてすべて不合格な受験生が存在するために、

「平均」はあんまり意味がないんですね。

ですから優秀な進学塾は「だまってても受かるような押さえの学校」

などではなく、その受験生の実力に対して、そこそこ手ごたえのある学校ばかりを

受験させて万が一にも全滅を出さない、ことだと思うのです。

全滅受験生は数字に出ません。隠したい、隠れたいのが全滅組です。

本人の実力だけでなく受け方にもよります。周囲の指導方法にもよるのですが、

実はかなりの数の全滅受験生が存在します。

ということは裏を返せば、難関中学何百何十名!の大規模塾は、

全滅受験生が少ないことには広報価値がないと考えているわけです。

だって本塾は全滅可能性わずかに1%!!!と広告しても

1%もいるのか?

と受け取られる可能性を思えば、全滅可能性10%でも、難関中学にひとりでも多く合格すれば

よいわけです。

そこで塾情報誌を編集していて編み出した手法が、

各塾のひとり当たりの合格校数です。

合格校Aランク=偏差値の高い難関校

合格校Bランク=とりあえず競争倍率のある中堅以上の学校。

これを在籍している受験学年で割って出した数字。

ひとり当たりの合格校数…

たとえばBランク合格でどのぐらいあれば優秀な塾でしょうか?

なんとこの数字、1を切る塾が存在しているのです。

もしこの数字が0.8ならもし合格校数の最高値が1でも、2割が全滅受験生となって

大変なことです。

平均合格校数が1を切る塾のからくりについて

明日は説明することにしましょう。

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