再掲シリーズでも繰り返し書いていますが、個人塾の方々には変わり者が多いことは

間違いがありません。中学受験のプロ、カリスマ塾長、難関中合格実績バツグン!

というのであれば、少々の変わり者でもかまわないのですが、広告の掲載料を

踏み倒す輩もいましたね。掲載になっているのに手違いだからキャンセルだ、と

言い張った塾がありました。

そしてこのシリーズの本題、合格者実績の話に移ります。

完全な個人塾はともかく、1学年20名以上の塾は合格実績アンケートも

あわせて出していましたが、またこの回答状況がかなり寂しいわけです。

そりゃそうです、中学受験はすべての塾生を第一志望校に合格させるのは

無理です。

もう一度はっきり言いますが

「すべての塾生を第一志望校に合格させるのは無理です。理想が高いのではなく、

絵空事です」

こう言い切ってしまうのもどうかと思いますが、発想の転換をしていきましょう。

じゃあ第一志望校とは何でしょう?

受験校のなかで偏差値がいちばん高い学校ですか?

違います。

本命と押さえ(滑り止め)のほかにチャレンジ校と位置づければいいのです。

チャレンジの学校なんだから、ダメでもともと。

実は理屈は後からどうでもつけられます。

ここが塾の運営ポリシーに対して読みを働かせるまさにポイントなんですね。

編集部時代に尊敬できる塾長の小さな塾とお付き合いしていましたが、

そこは十何年連続で「全員合格」を達成していました。

でもある年、「行きたくない学校は絶対受けない!」と言い張る強気な受験生がいて、

とうとうその全員合格の連続記録は途絶えてしまいました。

でも塾は記録のためにやっているわけではなく、その受験生のためにその塾は

ベストを尽くしたのだと思います。非常に残念ですが、

そういった塾でも説得に応じない頑固な受験生(もしくは保護者)はいるわけですから

悔やんでもしかたありませんね。

さて、それが現実だとしたときに塾側は実績をどう公表するでしょうか?

いかにも優秀な合格実績だと言う表現をしつつ、嘘はついていない、という

ロジックを駆使するのではないでしょうか?

そして塾情報誌のアンケートに正直に答えてしまうと、そのロジックがバレるので

回答は送らない…。

きょうはこんな締めにしておきましょうか。

「年度ごとの実績をコンスタントに発表しないケースは信用できない」

学校でもいっしょです。過去3年間の大学進学実績=いかに毎年ムラのある不安定な実績なのか、

ということです。

そりゃあよい年もあれば悪い年もあるでしょう。

でも受け取る側を信頼していないので悪い年が平均的な実績と思われたら困るので

そういった公表をするわけです。

その点では学校と塾は共通しています。

そうなると良かった年は鬼の首を取ったような態度にでます。

再掲シリーズで編集部にクレームをつけてきた「うちは麻布3名合格だからな」という

塾のような例ですね。

都合のよいことしか広報しない、が原則です。

まあまあ続きは…また明日、ということで。

fc2ブログの「中学受験DEEP-INSIDE」もよろしくお願いします。

↓ブログランキングに参加しています。
応援クリックをよろしくお願いいたします。