というわけで偏差値に躍らされる…はこのPART5で終了します。

痛快というか、爆笑だったのは会場テストを主催していない一出版社に、

偏差値もしくは学校の序列をたずねてくるポンコツメディア(新聞・雑誌)が

存在したことです。二流大学、三流大学の担当者ならまだしも、

マスメディアの一角を担う人々も驚くほど偏差値のしくみについて知りませんでした。

キタシロはどっちかといわなくても、集計&分析マニアですが、

偏差値を捏造するほど数字好きではありません。

ただ例えば日頃集計分析している、進路実績を強引に偏差値に置き換えるとして、

それが商品として成立するなら、その誘惑には勝てない可能性があります。

もちろん冗談ですよ。

こうまで偏差値至上主義がはびこると、こんなくだらないジョークのひとつも

飛ばしたくなるわけです。

最後にある年の話を書きます。

三大模試のどの会社かは明かしませんが、某有名大学の付属校の偏差値が

記載されていなかったことがありました。決して定員割れしている学校ではないにも

かかわらず、です。

理由はガチでその模試で希望者がいなかったらしいのです。

1都3県受験生のシェアの30%を確保していてもそういう事態が起こるのです。

各々の会場テストには強いエリア、強い学校が存在します。

もうひとつエピソード。

三大模試のとある会社はどんな定員割れ校も丁寧に偏差値を算出しています。

競争率1.0倍、全入の学校に偏差値は必要でしょうか?

それは学校側から「リストに本校がないことは悲しすぎる。

これでは受験生の選択肢に入る可能性すらゼロではないか」と懇願されるからです。

そしてそういう苦境の学校ほど、広報活動において、業界各社と

強い関係を結ぼうとします。

また三大模試の別の会社は確かに競争が起こっている学校と、ほぼ全入だが、

志望者はいる学校の間でおおきな偏差値差が発生しています。ほんとうに

志望者データのとれない学校の偏差値は「算出不能」とはっきりした

態度をとっていたと記憶しています。

確かにリストに載ることには意味があるかもしれませんが、

あまりに他校に大きく引き離された数字で掲載されるのは

逆効果という気もします。

その会社はこうして「公平性のアピール」を怠りません。

それでも中学入試において、偏差値は必要なものなのでしょう。

もしそうなら、ちゃんとその運用のしかたを理解しておかないと、

ほんとうに入学したい学校にたどり着けないという危険性を

感じる、というそういう話です。

偏差値バナシ、かなり長くなりました。

次の展開は未定です。少し更新に間が空くかもしれません。

もしもその場合は、ご容赦くださいませ。

fc2ブログの「中学受験DEEP-INSIDE」もよろしくお願いします。

↓ブログランキングに参加しています。
応援クリックをよろしくお願いいたします。