ここまで言ってしまうと、邪推もかなり度が過ぎているという意見を

いただきそうですが、偏差値は合否を占うツールであることは

間違いないとしても、これを武器にビジネスも展開されていることも

また確かだと言えるでしょう。

消費者が求めるものを提供して成立しているだけなら、さほど気になりませんが、

多くの保護者が偏差値に躍らされているとするなら、このエピソードも

紹介しなくてはいけないでしょう。

合格可能性のラインを20%50%80%と3本引く考え方は合理的だと思いますし、

一定数の受験生を集める会場テストでは偏差値は指標として機能するでしょう。

ただ数千人規模の塾生を抱える業界で4、5番手の塾が独自の偏差値を

算出してきたらどうでしょうか。その塾は3本のラインを40%60%80%と引きました。

理論上何%の位置にでもラインは引けますが、なぜこう設定したのかという理由は

ライバル他社の偏差値を利用したくないから、に過ぎません。どんなに母集団が

少なくても、塾生の全体レベルがどの程度かを客観的に把握さえすれば、

50%ラインをスライドさせ、偏差値に置き換えることは難しくないはずです。

高校受験の大手では利用者が少ないエリアでは、その地域に強いテスト業者の算出する

偏差値を参考にしたうえで、公表していました。

ですからやろうと思えば、四谷大塚、日能研、首都圏模試、SAPIXの総合偏差値を

算出することは可能なわけです。

でもこれにどんな意味があるでしょうか?

「偏差値はあくまでめやすです」

「偏差値は学校の序列ではありません」

この2つは偏差値に関する、よく見る注意書きですが、

こう書いてさえおけば、あとは自由、という裏返しのような気もしてきます。

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