母集団が違うと偏差値も違ってくる…意外とこの構造がわからない人が多いとか。
まったくもってこれ思考停止じゃないでしょうか。
この図解、会場テストによって算出される偏差値が違ってくる例としては
少し極端ですが、ある特定の生徒が開成で、本郷で、高輪でどんな学年順位の
ポジショニングになるかを想像したらごくごく当然のことでしょう。
母集団が違い、ますよね。
これを合格可能性80%ラインに置き換えれば77の学校、64の学校、60の学校と
こうなるだけのことです。
ある有名な進学塾の経営者がかつて言いました。
頑張って頑張って難関中学にビリのほうでやっと合格して、レベルが高くて
ついていけなくて「深海魚」になって、卒業まで浮上しませんよ。
それなら、ワンランク下の学校でも、自分の努力の成果が自覚できるぐらいの
母集団の中で頑張ったほうが6年間報われるでしょう、とそう言ったものです。
まあ、入学してから浮くか沈むかは人それぞれなので、分相応ではない上位校に
やっと受かっても、そこから浮上する生徒もいるでしょうし、
その逆もあるでしょう。
さて、受験生全員が自分の偏差値を上げようと努力したらどうなるでしょうか?
偏差値を上げる手っ取り早い方法は何でしょうか?
偏差値を上げる方法と難関中学に合格する方法はイコールでしょうか?
肝心のこの部分を理解せずに頑張り続けるのはムダじゃありませんか?
おっといまさら人に聞けない偏差値の話。
もうひとつ戦術的要素が抜けてますね。
ではでは明日はその話で。
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