修学旅行のデータも調べ始めるときりがありません。

いろいろなケースがありますが、ただそこで感じるのは

実質とうわべのギャップです。

もちろん数値化することはできませんが、学校の姿勢がそこに表れていると

思います。言い換えると教育にかける情熱、でしょうか。

だって、一定の偏差値を獲得した入学生を、時間をかけて練り上げた、

カリキュラム、システムのもとで励ましつづければ、相応の結果が出ることでしょう。

でも、そんなオートマチズムが中高一貫校の最大の魅力ではないのです。

効率を無視した「伝統」を頑なに守り続ける学校も考え物ですし、

教員スタッフが保守的、保身的発想しかしない学校では期待ができません。

ただその一方で、効率最優先で合理的発想に偏り過ぎるのも弊害を生むと思われます。

このバランスがとても難しい。

ですから、「無駄なこと」がいくつかあってもかまわないと思っています。

それは無駄かもしれないが、やるんだ。

そこから学ぶことも確実にあるんだ…。

偶然それが「修学旅行」という学校もあるかもしれません。

修学旅行の話ではないですが、こんな話が印象に残っています。

青稜の先生が説明会でよく話してくれたないようです。

毎年、新入生をガイダンス・オリエンテーションのために

近県の学校施設に宿泊研修に連れていくそうです。

入浴時間、ちょっと浴場を除くと、脱いだ服をしっかりたたむことや、

スリッパを揃えることのできない生徒があまりに多い。

もうそこから始めないといけません。そうおっしゃってました。

学校教育と家庭教育の境目が数十年前とはかなり違う、ということかもしれませんが、

難関大学合格の目標ではなくて、集団生活でのふるまい方、という

もっと根源的な問題も無視できないようです。

もちろんこれらはこちら側からアンケートで調査できる内容ではありません。

さて、各校のアンケート回答スキルは別にして、

修学旅行を質問した用紙と近い場所にこんな質問事項があります。

一週間に何時間授業が行われていますか?

月~金6時間授業で、土曜4時間が平均的ですので、多くの学校が週34時間という

回答になります。

ごくたまに7時間授業だったり、土曜は授業がなかったりする場合もあります。

年間の授業数は何週ですか?

こんな質問もあります。こっちは空欄で返してくる学校が非常に多い項目です。

年間の授業時間を週の授業時間で割れば自動的に算出できる数字ですが、

「授業のある週」はどう数えればいいの? 面倒くさい、わからないという学校は非常に

多いのです。

これ、都立高ではありえない話ですけどね。私立独特の傾向です。

アンケートを依頼する側はそれを聞いてどうしたいのかはわかりませんが、

論理的に解析をしようとするなら、

総授業時間数と大学合格実績、そして入学時の偏差値の相関を見ればわかることです。

大学合格実績の分析はfc2ブログ「中学受験DEEP-INSIDE」で現在進行形ですので、詳細はそちらに譲りますが、

生徒への負荷のかけ方は学校によってまちまちです。

自主性を重視するあまり放任のケースもありますが、理想的なのはその自主性を

緩やかにコンロトロールできれば、言うことはないでしょう。

授業時間が多く、きめ細かく補習・講習を行うから進路実績があがると

考えるのは早計です。

とりあえず、次回はそのあたりに光を当てて、ブログ展開を考えてみたいと思っています。

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