高校募集のある中高一貫校の高校部分のクラス編成。
・全く混合しない
・高1から完全混合
・高2から混合クラス
・高3から混合クラス
TOP100ランクイン校の中から、
このいずれにも該当しない7校を紹介しています。
江戸川女子。
この学校は高校に英語科が設置されていて、高1時点で
英語科は高入生のみ。
高2以降は普通クラスも一貫生・高入生になる場合が
あるようですが、年度によってこれは違うようです。
高3では一貫生も英語科を希望することが可能なのでしょうが、
ここまで進路実績が伸びてきた江戸川女子ですから、
優秀な高入生を確保するための英語科、という狙いだとすると
役目を終えているようにも思います。
特進クラス同様、トレンドは「分けない」ということもいえるからです。
佼成学園
以前は一貫生・高入生は高2から混合スタイルだったようです。
進路実績は低迷期があり、なんとか回復を試みているようで、
「難関国公立クラス」は高入生と混合するスタイルに変更したようです。
アンケートの回答内容が一貫していないので過渡期かもしれません。
上位生をまず混合する考え方は、
実績の核をしっかり生み出そうとしている段階ということでしょう。
淑徳
こちらもここ数年でだいぶ進路実績を伸ばしてきましたが、
どちらかというと高入生の健闘によるところが大きい学校です。
入試の時点から「東大選抜」という名称で募集し、実際に東大合格者を出した
ことで、高校受験生にも人気になっているようです。
一貫生側から見ると、S特進・東大選抜クラスのみ、混合せずに6年間学びます。
S特進、特進、留学クラスは高2から混合。この考え方は佼成学園とも
共通するように思います。
麗澤
近年実績を伸ばしている学校のうちのひとつです。
高1時点では一貫コースを含む4つのコース分類ですが、高2からは一貫生は、
特進・文理・インターナショナルの3コースになります。
一貫コースは高1のみ、ということで、イレギュラー7校に区分するのは
間違いで、「高2から混合」に分類するのが正しいようです。
解釈間違いでしたので修正します。
過去記事も遡って修正します。
こうして見ると、この6校のラインナップ、
特に高入生が健闘している学校が目立ちました。
高校から入学してくる優秀な高入生を活かすシステムとして、
こうした一部混合という難解な独自のクラス編成になったのでしょうか?
だとするなら、裏返すと相対的に一貫生を伸ばし切れていない
傾向がある、あったということなのだと思いますね。
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