ついさっきまで…

ついさっきって1日2日前まで…

高校募集がある中高一貫校の高校進学時、一貫生・高入生3年間

別クラス、という考え方は、効率よく進路実績を伸ばすためだと

考えていました。

え?違うのかって?

効率よく進学実績を伸ばす=高入生が早急に一貫生並みのレベルまで

追いつく…

ですよね。

そのために、モチベーションが高いまま、ぐんぐん追いついてほしい。

そういう意図のように思えます。

なぜならTOP100の中の学校でも、いくつかの学校では、

「高2までに追いついて、高3では文系・理系に分かれる時点で合流」

そういう発想をしているからです。

高2終了時までに追いついたのなら、優秀な高入生だと思います。

ところが、高1時点では学力差があるので、1年間だけ別クラス。

そういう考えの学校もあります。

ここでも、高入生が追いつくのが早ければ問題はないのですが、

昔と今とで同じ、という保証はまったくありません。

かねてから強く主張していますが、新規に中学を開設した学校は、

一貫の一期生が卒業するまでに時間的猶予があります。

それまでに学校のムードが高まって進路実績が上昇すればいいのですが、

一貫の一期生が卒業する年には、画期的な数字になるはずだから、

そのときまで待とう、と悠長に構えていて失速する学校も

けっこう見かけます。

学校全体をもっと進学校化しようという意図がまったくなく、

一部の優秀な生徒に数字を引き上げてもらおう、というのは

かなり甘い考えですよね。

まあ、中学を新設しようがしまいが、高校募集をしているのなら、

高入生も丁寧に面倒を見て、学力を伸ばすのが当然でしょう。

となると、

「一貫生だけを取り出すと、さらに優秀な実績を残していますね」

というこちらのホンネもしくはヨイショに乗ってこない

「あんまり偏差値が上がると、高校受験生に敬遠される」

というリアクションは正当でない、ということになります。

男子校の城北の先生が言っていました。

「一貫生が中弛みする中3~高1の時期に、高入生が追いつこうと

奮闘するので、それは一貫生にとってのいい刺激になります」

実にその通りなのですが、ただそのオートマティズムに期待するのも

いかがなものかということでもあります。

大宮開成は卒業生全体の中で一貫生の比率は1割に満たない学校ですが、

2009-2015の7年間で延べ15回の自己ベスト更新(国公立、早慶上智、

MARCHの3カテゴリーの合計)を果たしていて、いかに高入生が

奮闘しているか、ということなのです。

中学受験するなら、高校募集のない学校という直球勝負も

わかりますが、高校募集があっても、高入生の3年間を大切にしている学校は

やはり評価すべきだと思うんですね。比率は少ないのですが。

明日は、具体的に進路実績TOP100の学校の中から、高校募集校の高入生比率と

クラス編成について、詳しく掘り下げてみようと思っています。

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