数日前の記事で、書きました。

以前受験案内本で私立各校の学費を紹介するとき、

初年度納入金を重視した話。

で、そこに制服や修学旅行費用を含めずに

安く見せている学校をちゃんと表記したいという流れになった話。

そういえば、この考え方、市進学院と共同編集の作業したときも、

異論は出ませんでした。

このとき、気づいたのは特待生と奨学金の違い、という問題でしたけど。

またこれはいつか単独で。

編集部に在籍していたときは時間的余裕がないせいもあり、

なかなか学費を深く掘り下げることはありませんでした。

そして制服や修学旅行費用が納入金に明示されていない学校の中には

制服がない、修学旅行がない、という学校もあるのだ、

という認識にとどまりました。

制服についてはまったく自由な学校から、標準服を指定している学校、

男子:学生服、ブレザー

女子:ブレザー、セーラー服、えりつきブレザー、ジャンパースカート等々

その学校の伝統あるデザイン、かつての有名デザイナーの手によるものなど

さまざまで費用もそれぞれなのは理解できます。

ここは突っ込んでもしかたありません。

問題は修学旅行です。

中高で行く学校、高校で行く学校。

国内の学校、海外の学校。

観光主体の学校、学習プログラムの一環として確立されている学校。

ここに学校としての姿勢が表れますね。

中高で海外に2回行く学校では、そりゃあ旅行費用はかさむでしょう。

全員参加の海外研修と修学旅行は別という学校もあるようですね。

当然海外研修という名の修学旅行もあります。

首都圏の学校で東京ディズニーランドに修学旅行はないでしょうが、

USJはあるかもしれませんね。

自分の学生時代、修学旅行は完全に娯楽でしたが、

それは昔々の地方の公立高校のこと。

いまどき完全観光&娯楽の修学旅行では

いかにふだんの学校生活が味気ないもので、

修学旅行ぐらい、羽を伸ばさせてあげたい、

そんな旧態依然の発想のように感じますよ。

これも高校募集がある学校で、

高校から合流する友人といっしょに楽しむとなれば、

そういうニーズも発生しないとは限りません。

とにかく問題は学校の考え方なのだと思います。

ちなみに御三家。

桜蔭、女子学院は中学で東北、高校で奈良・京都。

雙葉は中学で広島方面、高校で奈良・京都

開成は中3で奈良・京都

麻布は中学で広島・関西方面、高校では北海道・沖縄・台湾などの

選択肢があるようで、

武蔵は修学旅行は行っていないという回答でした。

これらを見ると、全員が海外へ修学旅行へ行ける学校、

というアピールが募集に効いていた時代もあったんだなあ、と

しみじみ思うわけです。

結局、安く海外へ行けるわけではなくて、費用がかかるんですが、

そこは保護者が負担してしまうというわけです。

こうなると、やっぱり中学受験の保護者は、

高校受験の保護者よりも富裕であると学校が見ても

不自然じゃありません。

修学旅行の実態に関する限り、何泊でどこへ行って何をしてくるか、

ということへの評価を詳細に行うのは難しいわけですが、

中3で修学旅行へ行くのに、中1からまさか全額払わないですよね?

と思うのです。

中1で25万修学旅行費を収める学校は、旅行費用総額が50万なのでしょうか?

最初に修学旅行「積立金」の扱いを調べようと思ったのは

それが理由です。

学校によっては中1で費用が含まれておらず、

アンケートに書いてないのかと思いきや、

「中2でいただきます」という学校もあるのです。

なかなか細かいのですが、私立中高というブランドが優先して、

費用対効果に無頓着で中学受験を乗り切る時代は、

とっくに終わっているように思うのですがいかがでしょうか?

fc2ブログの「中学受験DEEP-INSIDE」もよろしくお願いします。

↓ブログランキングに参加しています。
応援クリックをよろしくお願いいたします。