学校サイトがらみのエピソード。

古いエピソードでいまはもう変わってしまいますが、具体的に校名を出してもいいでしょう。

江戸川学園取手のホームページ。

当時、エドトリのホームページはアクセス数NO.1を誇っていました。

学校のサイトでアクセス数を誇る、というのがいまいち理解できなかったのですが

その背景はこうです。

いまでも(多くの学校で)そうではあるのですが、学校サイトが在校生・保護者サイドと

受験生サイドに分かれているわけです。

ですから、広報という分野での学校サイトの出来というよりは、

当時の江戸川学園取手のサイトは在校生が利用するという意味で、

非常に充実しており、その結果としてアクセス数がNO.1!と言える状況だったのだと思います。

ある年、もうゆうに十年は経っていますが、学校を訪問したときに

ひとりの背の高い先生と懇親会の席でお話ししました。

体育担当の先生でバスケ部の顧問の先生だったと記憶しています。

その先生がいうにはサイトを利用して各教科の課題や連絡事項を発信し、

生徒たちは家庭からPWを使ってログインして、学校(先生)からの連絡を受け、

授業準備なども行う、というものでした。

その中で「授業理解」を深めるなどの理由で予習用・復習用などの教材コンテンツを

教員自らが作成してサイトにアップ。その利用度・充実度は教員評価の一部に加味されるから

PC分野が苦手だと苦労しますよ、と話してくれました。

確かにこうしたことで教員間の競争意識を促すということは、賛否両論あるかもしれません。

その当時でさえ、大変な時代になったもんだと感じました。

結局は在校生がサイトを通じて予・復習のドリルを熱心に行うと、学校サイトのPVが

ぐんぐん上がる、ということで江戸川学園取手はアクセス数を誇っていたのだと思います。

いまでもそういう学校はあるのでしょうが、それが外部から何をどれぐらいやっているかが

見えてしまうのも何か格好が悪い気がしますし、受験生には直接は関係のないコンテンツなので、

スマートに内側に隠れていったのではないでしょうか。

かつて芝浦工大柏が「ひとりノートPC1台」ということで評判になった時代もありましたが、

いまではありふれていて、それよりも在校生自身の個人情報管理やネット上の作法、有害サイトの

対策など、IT方面の進歩は教員も生徒もそして保護者も、昔よりも多くの知識が必要になってきているのは

言うまでもありません。

この一連の記事では、そうした世の移り変わり、最先端とはいわないまでもそこそこ先端の

環境に学校がどう対応しているのか、そこも気になる部分だということです。

世の中の移り変わりに無頓着で伝統だの建学精神だの、東大合格者数だのばかり論じていては

これからを生き抜く大切なものが欠落したまま、オトナになってしまうリスクが

あるように思うのです。

「学校はそれを教えないので家庭でやってください」

「そういうことは家庭では無理なので学校でやってもらわないと」

もはやそんな明確な役割分担はないのではないでしょうか?

学校と家庭がお互いに上手に補いあって進むことが肝心のように思います。

そういう意味では学校の先生もひとりの大人であり社会人であり、別な場所では保護者

であったりするわけで、そこのバランス感覚がより一層問われるような気がします。

ということで明日は少々脱線なのですが教育コンテンツということで嘆かわしい実例

かつありがちな症例についてちらっと紹介してみたいと思います。

現代社会では至る所こればっかりだよなあ、という嘆きの対象ですね。

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